売りものの服で


 デパートやスーパーなどの洋服売り場でハンガーにぶら下がってる 衣類、その場で臭いを嗅いでみてください。
どれくらいの方にご理解いただけるかわかりませんが、ほとんどの 衣類で防虫剤の刺激臭があるはずです。
もしそれがわからないとしたら、ご自身の普段の生活の中で使われてる 合成洗剤や柔軟仕上げ剤で、嗅覚が麻痺してると判断されても良いかと思います。

 私自身は多種化学物質過敏症(以下:MCS)ではありませんが、MCSを発症してる 家内(以下:前様)と暮らしていますので、普段の生活の中では合成洗剤や 柔軟仕上げ剤は使用しておりませんし、前様の指導で、台所用洗剤、石鹸やシャンプーなども、 界面活性剤を含まない天然物を数年前より、徹底して使用しています。

 おかげさまで体の免疫力も戻ってきたのか、ここ数年、インフルエンザは もとより、大風邪をひく事も無く、家族の誰も寝込むようなことがありません。
予防接種等はいっさい受けずに・・・・・です!。
自身の花粉症も軽くなってきまして、2月〜4月のピーク時でも、花粉症の薬に頼ることなく 過ごすことができています。

 これらは身の回りから、危険と思われる化学物質を可能な限り排除して、生活してきた 結果であると勝手に思ってます。
医学博士や識者に認められなくても、自身の体を通して得られた実験結果であり、 家族として培ってきたコンセンサスではないでしょうか。
長期間に渡って体から排除してきた、市販されている製品のほとんどに含まれる、 合成された化学物質、これらを取り込まないことでマスキング効果が外れますので、 新品の衣類に含まれる防腐剤の臭気も容易に嗅ぎ分けられますし、 人が集まるようなところでは、その臭気でどれだけ腐海になってるかわかるようになるのです。
わかるから近寄りませんし、寄ってくれば逃げます。<ε=ε=ε=ヽ(´ο`)ノ

 経皮毒性なんて言葉もありますし、食物として口から入ってくる場合も考えられますが、 有害化学物質の取り込みは、80%以上は呼吸による空気から行われます。
臭いのきつい柔軟仕上げ剤を多用するなんて、自殺行為に等しい行動でしかありません。
そんな方は冒頭で書いたように、吊るしてある新品衣類の防虫剤でさえ嗅ぎ分け られませんから、徐々に毒に侵されてることさえ気付かないのです。
人の体の特性として、取り込んだ毒の分解や排除も機能としてありますが、現代の日本のように 有害化学物質が氾濫してるような腐海で生活してますと、やがてはその限界に 達してしまいます。
予兆として、免疫力が低下してますから風邪にもかかりやすく、咳が続いたりしてなかなか 治らなかったりもします。
そして体が限界を超えたとき、さらに思いも寄らぬ症状が現れ、医療機関にいくも原因不明、 もしくは不定愁訴と呼ばれ、手の施しようがなくなったりします。
それから後は、どんどん鈍く麻痺して行って各病状だけが悪化していくか、MCSになって 何でも反応してしまい、普通の生活が非常に困難になるかに、なってしまいます。……(o_ _)o パタッ

そうならないように、ここを使ってず〜っと啓蒙活動をしていますが、どれだけの方がわかってるやら?


2010.7.14 記


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