たこつぼ心筋症?・・・(~_~;
以下の新聞記事の抜粋をご参照下さい。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110327/bdy11032709080000-n1.htm より 抜粋
国立循環器病研究センター心臓血管内科部門の医師によると、たこつぼ心筋症の発症には
突然の大きなストレスが関与しているとされ、自律神経が極度に混乱し、心臓の一部が硬直して
動かなくなってしまうという。「心臓の筋肉が気絶したような状態」(野々木医師)で、動きの悪く
なった心臓の形がたこつぼのように見えるため、この病名がついた。
肉親や友人の死、激しい口論などさまざまなストレスによる発症例が報告されているが、
大規模災害時に発症するケースが多い。阪神大震災の際には各地の病院から発症報告が
あり、同センターでも1例を診断したという。
注目されるようになったのは新潟県中越地震のときで、地震発生後の2〜3週間で被災地で
30人近い患者が発生、ほとんどが60代以上の女性だった。東日本大震災の被災者の発症例も
報告されているという。
症状は、突然の胸の痛みや圧迫感、呼吸困難など心筋梗塞(こうそく)に似ており、医師は
「放置すれば、心不全や不整脈を起こし、突然死につながりかねない。治療すれば、心臓は
正常な状態に戻る」と強調。東日本大震災の被災者にも今後、発症が増えることが懸念され、
「症状があれば我慢せず、すぐ循環器の専門医を受診してほしい」と呼びかけている。
ヤブ医者の診療には困ったものです。
なぜそのような症状が発症するのか、科学的に分析・検討もせずに、出てる症状から勝手に傷病名を
つけてるとしか思えません。
確かにストレスによる要因もあるとは考えられますが、その前に避難場所である、体育館等の
空気環境を、シックハウスなどの症例からも考えていただきたい。
少なくても避難場所の空気、環境測定くらいは行ってから症例発表とすべきでしょう。
学校などにある一般的な体育館、軽度の化学物質過敏症(以下:CS)の前様が居られないような場所であります。
リン酸エステル入りのワックスが床にたっぷりと塗られた施設、震災で避難されてる方達は、
そのような室内での生活を強いられてるのです。
特にCSを発症していなくても、疲れきった免疫力の低下した身体では体調を崩すような環境でしょう。
それ以外でも、他の方の衣類から気化した防虫剤成分も発散されますし、生活してれば肺の中に
入ってくるでしょう、空気に戸は立ちませんからね。
ワックスや防虫剤成分から気化した有機リンを連日吸い込めば、基本的には神経毒成分ですので、
やがて体内の神経系統は暴走、または停止を起こしてしまい、CSやシックハウス患者でなくても充分に
その症状は現れてきます。
新聞記事等に記してある『たこつぼ心筋症』の症状、自分がCS専門医で診断された『有機リン中毒』が
そっくり当てはまります。
避難先の生活環境においては、すでにシックハウス症候群にまで罹患しているかもしれません。
もちろん、吸い込んだ有機リンで神経系統が侵されれば、心筋に影響が出る以外にも、イライラして
凶暴にもなったり、落ち込んだりもしたりと、メンタル面にも大きく関与してきます。
通常ならストレスと感じない程度の会話レベルでもストレスになってしまいますし、1の大きさのストレスが
あれば増幅されて10の大きさになってしまいます。
この程度の理解も無くて、訳のわからん病名をつけてるのは、ヤブ医者以外の何者でもありません。
『たこつぼ心筋症』などと診断されたら、是非セカンドオピニオンとして、CS専門医による診断を受診される
ことをお勧めいたします。
2011.3.28 記
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