逆転の発想


 根っからの天邪鬼な性格によるところも大きいかと思いますけど、 他人様からの指示や思考に、無条件で賛成するってことはめったに ございません。
それゆえか、日本人という国民性においては、他者との輪を乱すと お叱りを受ける事が多い自分でもありますが・・・・・。
なんでみんな同じ意見にしようとするのでしょうね?
違いがあるからこそ、バラエティに富んで楽しいのに。


 そもそも、自分が思考する上で信条としてることが3つあります。

1).主流である世の中の流れや他人とは逆の事を考えてみる

2).ピンチはチャンスだ!

3).極端な場合を当てはめて考えてみる。


以上の3つが、自分が50数年生きてきた中で過去に習ってきた教訓です。

なぜかと申しますと・・・・・・


 1).の場合、みんな皆が右を向いてる時に自分だけ左を向いてみると、みんなに 見えなかったものが見えたりすることがあるからです。他の方と違う視点でもの ごとを見つめることは大事です。同じ方向からだけで見ていたのでは、トリックに 引っかかって騙される事もありますからね。某国におけるデモの扇動なんてのは その例かもしれません。

 2).の場合、ピンチに陥っても、冷静に思考して機転を利かせることで、絶対絶命の 状態から形勢逆転して、攻勢に持っていく事も可能です。なにしろそのピンチを 感じてるのは自身なのですから、表裏一体として千載一遇のチャンスでもあるのですよね。

 3).の場合、何かを足したり引いたりした時にものごとへの影響をが出るとしたら、 その影響を与える度合いが、中途半端だとよくわからないけど、ゼロか無限大なら どうなるかを想像してみると、けっこう容易に結果が見えてきたりします。
イエスかノーかはデジタル思考ですが、世の中はアナログで出来てますので、単純に 判別がつかない場合も多いのです。


 その他にも・・・・・・・

・思考は柔らかく。
・ひとつの事のとらわれてはいけません。
・何事にも絶対は無いのです。
・メリットもあれば必ずディメリットもあります。
・その両者を予測して、トータルでは何が良いのか考えなければなりません。
・かたくなに拒否する姿勢では、解決できる事さえなくなります。

 そして人間である以上、自分だけが良ければ・・・と、思いやりを忘れてはなりませんよね。
今まで生きてきて、良い師と呼べる方達にめぐり会えたと思います、感謝ですね。


2011.4.19 記


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