情報過多と・・・


 新聞の購読を辞めて久しいですが、それによって情報不足になることも無いようです。
昔から定期購読していた雑誌類も徐々に減り、現在は週刊誌が1冊、月に2回刊行の漫画雑誌、 ビッグコミックとビッグコミックオリジナルの2冊となり、合計で3種類ですが、それでも読まないで 積ん読になってる事がしばしばです。
むしろ家族の方が、入手後すぐに読んでるでしょうか?
本屋さんの店頭で気になった本を購入しても、じっくり読まずにパラパラとめくる程度で これもそのまま積ん読へ、さらにネット通販で購入した本や雑誌類が追い討ちをかけます。
読まないなら買わなきゃいいのですが、ついつい購入しちゃうんですよね。
本の類って、欲しいと思った時に手に入れておかないと、絶版になってしまって入手 できなくなることもよくありますから・・・、そんな本が後日、ネット通販でプレミアが着いて 高値で売られてるのも、よく眼にしてるような気がします。
増刷が効く書籍なら、時間を経過して再発売されることもあるでしょうけど、写真等の 掲載が多くて、その版権が絡むような雑誌や書籍は再販が難しいようですね。
写真の掲載が多い本を電子書籍で読みたいとも思いませんし・・・・。

 インターネットが普及して、読書の時間や、音楽を聴く時間、家で映画ソフトを観る時間が 減ってしまったような感じがします。ネットを観ることで、常に最新の動向を知ることが出来てるんですけど、 それは感性を豊かにするようなものではなくて、ただ単に情報が新しいってだけでしょうか?
20代の長女を見ていても、携帯電話で年がら年中メールしてるような感じで、ゆったりと本など 読んでる時間は持ってなさそうです。
いつのまにか、リアルタイムで通信できる情報社会にしばられているのでしょうか?

 本が積ん読状態ですから、映像ソフトや音楽ソフトも同様なのは言うまでもなくて・・・。
観ていないDVDや聴いてないCDにLP、溜まっていくこと。(~-~;)
本当に必用で無いものは買わずに、余計なものは持たずに居られれば良いのですが、 やはり凡人、物欲に負けてしまってる様子、名盤だけ100枚あれば良いという、五味御大の 教えには程遠いものがございます。

 しかしながら・・・・・自分の趣味の世界において物欲が沸くようなものについては、高価 過ぎて財政的に手も足も出ないのが、バブルが終わったこの不況下での現実でして・・・・。
ささいな夢を求めて宝くじでも買いましょうかしらん。


2012.1.31 記


< Back   |to Home|   |to Second Impact| Next >