でじたルン?


 最近の電子機器はみんなデジタル式になっちゃってます。
テレビもデジタル、昔はVHFでアンテナをつないで、それなりに電波の強い方向に 合わせて・・・・・でしたが、最近の電波の周波数はUHF以上、BSやCSまで あって指向性が高くて、場合によってはアンテナ不要の光通信ですね。
アンテナさえつなげば何とか見られる時代も終わってしまい、テレビカードを挿入して リモコンで初期設定しないと映りませんから、古い人間や、今どきのシステム構成を 存じてない人には、サッパリわからないでしょう。
使うだけならルンルンで便利なのでしょうけど、何か不具合が発生した時には非常に悩みます。

 その昔、CD方式が発表された当初は、レコードと違って永久に針交換がいらないとか、 デジタル信号だからハウリングの影響は無いので、どんな置き方をしても良いとか 言われてましたが、すべて大嘘であったのは今や周知の事実ですし、 長いこと使ってると、光学式ピックアップが徐々に劣化して行くのも確かな事のようです。
自宅で愛用してるDVD・CDのマルチプレーヤーも、徐々に不具合が目立つように なってきました。
最初のトラブルは、輸入盤のDVDを再生しようとディスクを挿入したところ、 トレーがす〜っと入っていくまでは良かったのですが、その後に『グワ〜ギャギャギャ〜!!!』と 凄い音と振動がして、まったく再生できません。危険を感じてディスクを取り出そうと したのですが、それも叶いません。しかたなく電源をオフにして、再度電源投入と同時に イジェクトボタンを押して、何とかその場を凌ぎましたが・・・・。(;-_-) =3 フゥ
たとえDVDのリージョンが1であっても、このプレーヤーでは再生できませんという 表記が出て知らせてくれる程度で、異常音ってのは無いはずですよね。
不思議なことに、一旦パソコンに取り込んで、DVD−Rに焼きなおして、それを再生すると 普通に見られたので、字幕の無い輸入盤であることと、内容的に是が非でもと言うソースではなかったので、再生できなくても良いかな・・・という程度で放っておきましたけど・・・・。

 次に、リージョンオールのラリー・カールトンの輸入盤DVD、これも上手く再生できませんでした。
スタートまでは何とか漕ぎ着けたのですが、曲が始まると途切れ途切れ状態、とても 音楽を楽しむレベルではありません。(>ロ<)
不思議なことにこの盤もDVD−Rに焼き直すと、普通に鑑賞できました、なんでやねん?

  不具合発生の3枚目は、エリック・クラプトンとウイントン・マルサリスの共演ライブでした。
最初から順調に再生できていたのですが、7曲目の『レイラ』の間奏部になると、多層の切替 ポイントにでも当たるのか、突然に途切れ途切れになって画像と音声が止まったり動いたり、 クラプトンの名曲・名演奏が台無しになってしまいます。Y(>_<、)Yそんなぁ…
そしてこれもパソコンを使ってDVD−Rに焼きなおすと、同じDVDプレーヤーで正常に 作動できたりします。(^_^;)

 合計3枚のDVDがまともに再生できない状態ですが、映画を見る場合など、他には影響が無かったので そのまま使ってましたけど、先日入手したグレン・グールドの輸入盤CD、これが再生できなかった 時点で、我慢も限界に達したような気がします。またもや、CD−Rに焼き直せば問題なく 再生できましたし・・・・、普通ならCD−Rが再生できないって場合はあるんですけどね、 SONYのブルーCDですから、これが再生できないのはもうダメでしょう。
ということで、上記のDVDとCDを添えて、『再生できないDVD、CDがある』との 不具合症状で修理を依頼してきました。
共通項は全部輸入盤ってとこですかね、はてさて・・・・、どうなって戻って来るやら? 




 DVDが観られず、CDも聴けない期間てのは、デジタルをやめて、あなろぐレコードを聴け! ってことなのでしょうかねぇ〜。


2012.2.7 記


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