インディゴ的思考


 失敗することは、次に発展するためのリスクでしょう。
一度失敗してしまったからと、そこで閉ざしてしまったら発展はありません。
諺(ことわざ)にもありますよね、『失敗は成功の元!』・・・って。
おろかなのは、同じ失敗を何度もくり返すことと、失敗を恐れて何も しないことだと思います。

 ひとつの例として航空機業界ですが・・・・・・・
飛行機が事故を起すと死傷者の数も含めて大変なことになってしまいます。しかし、航空機事故を 恐れて飛行機に乗らないとなると、世界をまたに掛けて飛び回る事業や仕事、国際交流はできません。
航空機業界も、過去に起きた事故を細かく分析したり、対応を検討したりして、有効な対策を 打ち出すことで、飛行機は年々より安全な乗り物になってます。
しかしながら、それでも事故が起こる確率はゼロにならないので、わずかなリスクとして残りますが、 それを恐れていては何も進まないですよね。

 原発事故も同様ではないでしょうか?
たしかに1度でも事故を起すと、その被害は甚だ莫大ではありますが・・・・、 原発事故と聞いて、チェルノブイリと、スリーマイル島と福島以外の大きな事故例、 すぐに思いつきますか?
今までに飛行機の墜落事故は何度あったかわかりませんが、それと比べて、 原発事故の発生確率は、世界規模でみても非情に低いのではないでしょうか?。
福島で事故を起してしまった日本としては、次に同じ事故が起こらないように、 この失敗を教訓として活かして行かねばなりません。
これは国内の原発を全部止めて、日本は安全ですと言い張るんじゃなくて、安全対策を 全世界に向けて輸出しなければならないと思うのであります。
原発があるのは日本だけじゃないのですから・・・・。
独裁政権も含めて、国家として絶対に原発を止めることの無い国もあります。
その管理が、社会的、民族的にいい加減な国もあります。
それらも含めて安全に管理して行かないと、人類が、霊長類が、他の哺乳類が、地球上で 生きていけない状況は起こり得ます。
もちろん事故の発生確率はゼロにはなりませんが・・・・・ゼロに近づける努力は絶対に 必要なのです。
失敗することを恐れて何もしないことはたやすいですが、それもまた緩やかな破滅への 道への歩み、リスクを承知で行動を起さなきゃならないことってのもあるでしょう。


 朝日放送系列のTVニュース番組『報道ステーション』。
大衆を扇動して煽るような放送内容やキャスターの発言、止めてほしいところです。
ニュースの役割は事実を正確に伝えることであり、報道する側の主観を交えて、番組と して大衆を扇動することではありません。
報道された事実から、それを見た視聴者である個人が、どのように受け止めて、どう 考えていくのかが大事であり、マスコミが発想や思考を誘導して行くことは不要です。
個人として考えるな、周囲との調和を守れと、個人の意見発表や発想を否定する 教育を続けてきた、日本の戦後の学校教育、みんなが○○するからと、 何も考えずに同調してしまう人って、やたらと多いのですから・・・・。
特に前回の衆議院選挙で、1度はやらせてみようと浮動票で民主党に投票した方々、 騙されやすい、扇動されやすい、その傾向にありますからね。(°0°)ヾ(-_-;)オイオイ


2012.7.10 記


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