キャスターやね!


 我が家のオーディオラック、主にSONYのサウンドファニチャー シリーズ(生産終了品)で揃えて、もう長いこと使っておりますが・・・・。
以前に、大型と中型のラックを重ねてレコード入れとして使っていた時、 毎年暮れの大掃除で室内を移動させる工程があって、その時もガラガラと ラックを押し弾きして動かしていたのですが、突然にバキっという音が して動かなくなり、ラックが傾きました。さいわいにも転倒には至り ませんでしたが、年末の大掃除の真っ最中に、一人では動かせない 重量物が、部屋の真ん中で移動不可となったのです。 (T△T) そんなぁ…
原因究明をしてみると、ラックの床板に取り付けてあるキャスター、これを 取り付けてある受の部分が破損してしまった様子。
大型のオーディオラック自体で重量は約80kg、それに中型のラック30 kgが乗せてあり、中身はレコードやく600枚が積んでありましたから、 レコード盤1枚当たり200gとしても約120kg、合計で約230kg になりますかね?
ラックの使い方としては、大型の上に中型を乗せるのはパンフレットにも 写真が掲載されていて、間違った使い方ではないと思います。中身も レコードがそこまで入る構造になっておりますし、オーディオ機器に 於いては、単品で重量30kgを超えるものはいくらでもありますから、 そんなものが4個も入れば、それで120kgになります。自分と しては、そんな定格の中で使用していたつもりでしたが、結果と してキャスター部分が破損してしまったわけですな。

 年末の出来事でどうにもならずに、正月休み中に何とかしようと、 収納してあるレコードを取り出して、ラックを逆さまにしてよく見れば・・・、 他のキャスターでもシャフト受部分にクラックが入ってます、 このままでは時間の問題ですべてが破損しますな。しかも、 シャフト受の部分なので、底板ごと交換しなければなりません。
しかしながら、それを行ったところで、数年でまた再発されても困ります。
そもそも、見た目で判断する限りでは、キャスター単体での耐荷重は 40〜50kg程度の品、そんなキャスターを5個使用して、トータルで 200〜250kgとして考えて設計されていたのですかね?。
確かに耐荷重50kgの品でも、それをちょっと超えたからって、 機械的な安全率を見てるでしょうから、即壊れるってものでもないです。
しかしながら、実際問題とし、全てのキャスターに均等に荷重が掛かる ことはなくて・・・、ラックを移動させる中で、最悪は半分のキャスターに 全ての荷重が掛かることが考えられ、この場合、総荷重230kgを 2.5個で受け持たなければなりませんから、1個当で100kg以上の 耐荷重が必要となります。
なので、今までと同じ品物を取り付け直しても同様に壊れることが予測 されましたので、ホームセンターで耐荷重の高い、重量物用のキャスターを 購入してきて全て付け替えました。取付も受部にシャフトを差し込む タイプではなく、平板受のタイプに交換です。
耐荷重の高いキャスターに交換してみると、ずいぶんとスムースに動く ようにもなりました、やはり今までがメーカーさんの設計ミスだったので しょうね。
以後我が家では、オーディオラックをキャスターで動かすことがある場合、 メーカー純正のキャスターは使用せずに、耐荷重の高いキャスターに交換して 使用しています。
多少値段は高くなりますが、動きがスムースなこと、故障が起きないこと から考えれば、トータルでは安いものになります。




 ・・・・と昔を思い出してたら、JBL4344、デーンと鎮座したまま 一人では動かすことが困難な状態ですが、これをキャスターボードの 上に乗せたら、容易に移動出来るんじゃないかと閃いて・・・、そそくさと 耐荷重の高いキャスターを仕入れ、厚めのボードを購入してきて製作して みました。結果、良好でございます。v(°∇^*)⌒☆ぶいぶいィ〜♪




2013.2.12 記


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