予想できていたのか?


 2015年現在の我が家、実践されてる生活の風景をいくつか綴って みると・・・



◆1.ドアホンがCCDカメラ内蔵になってて、いつ誰が訪ねてきたのか 映像データーとして保存され、インターホンに残ってる。



◆2.あちこちにセンサーライトが取付られていて、その場所に 近づくと自動的にLED電球が点灯して、離れて居なくなると 一定時間後に消灯する。



◆3.パソコンが4台あり、家の中が無線LAN環境になっていて ホームグループを形成している。



◆4.ネットワークプレーヤーが3台となり、手持ちのCDはほとんどが NASサーバーに取り込んであるので、PCを使って、ライブラリーから 好きな曲を選んで、メインのオーディオ装置にて再生させることが可能。



◆5.液晶プロジェクターが天井から吊ってあって、TVやブルーレイ ディスクなどの画像を、110インチのスクリーンで楽しむことが できる。



◆6.オーディオやピアノが置いてあるフロアーは、地面から 1mほどコンクリートが打設されていて、床の振動は皆無に等しい。



◆7.リビングの家具を移動して、アコースティックな小編成の ステージなら、50人以上の観客が入れるライブハウスにすることも 可能となっている。






 大まかに書き出すと、こんなところが一般的な家庭には無いような 部分である気がしますが、以下にそれぞれを解説してみますと・・・・。



◆1.は単なる設備機器の性能で、どこのお宅でも最近のドアホンを 取付ければ可能だと言えますが、昔では考えられない技術の進歩でも あると思います。



◆2.は最近になって、LED電球が白熱電球に取って代わったのを 契機に、家の中にある照明機器、普段使ってる物を優先的にLED照明に 替えて、さらに家の中の通路や階段において、いちいちスイッチで照明を オンオフしなくても済むように、センサーライトと組み合わせて設置した箇 所が多くあります。
歩いて行くと自動的に照明が点灯してくれるって、子供の頃に観た未来の世界 そのものですよね。



◆3.今やパソコンは、生活に無くてはならないものになってきました。
いつのまにかディスクトップPCが2台、ノートPCが2台となって、 買い物も実店舗で購入するよりネット通販で購入する方がはるかに多いし、 昔は近所で同じ学校に通ってるとか、同じ職場に勤めてる中からしか 出来なかった友人関係も、SNSを通してお友達になるなど、生活圏を 超えて増えて行ってます。
電話と手紙しか通信手段が無かった昔と違って、メールやコメントの 交換で容易に得られるコミュニケーションも、時間差が少なくてより 活性化してますよね。
自分の家の中でネットワークが組めるなんて、1998年にパソコンを始めて 導入した当時では、とても考えられませんでした。



◆4.は昨年からの進化の過程です、レコードの再生より遥に楽なCDの 取扱いではありますが、それでも聴きたいCDを収納スペースから 捜し出して、それをCDプレーヤーに入れてリモコン等で選曲しなければ 聴きたい曲を選べないという実情であり、CDの保有枚数が多いほど 捜し出すには時間は掛かるし、歳を取って老眼となった眼には、CDの ジャケット等に記載されてる文字を読んで選曲するのは大儀でした。
それが、最初に取り込むという手間はかかりますが、一旦取り込んで 置けば、PCの画面を見てアーティスト名や曲名が全部わかり、 その中から好きな曲を選んで、任意の順番で再生できるようになったの ですから、便利以外の何物でもないです。しかも、CDを回さないという ことで音質面でも、CDから信号を読み取る時に発生するサーボ回路からの 影響を受けることが無く、デジタル信号をネットワークプレーヤーから 専用のDAコンバーターへ送り出す形で接続されてますので、従来の CDプレーヤーでソフトを回して聴くより、はるかに良質な音質にて 聴くことが出来ます。
その上、最近流行のハイレゾ音源、現在の再生システムでは操作性は若干 落ちますが、これにも対応できてますからね。



◆5.けっこう以前から採用してますが、映画館に行って観るってのは 空気汚染の観点からは苦痛でもあります、隣席にダウニー臭いお姉さん なんかに座られた日には、料金をあきらめて逃げ出すしかありません。
映像ソフトも安価ではありませんが、家族3人で観に行ったと考えれば、 何回でも観られるし、巻き戻しもできます、一杯飲みながら楽しむ 贅沢も味わえますので、総合的な結果としては安価で安心して満足できる のであります。
映画以外にもライブ映像なんかも楽しめますからね、コンサート料金、 最近は7〜8千円ですから、映像ソフトを入手した方が、安くて健康的で あったりします。
ライブ会場や良質な映画館での圧倒的な音量には負けますが、自宅で聴く JBL4344やタンノイのスターリングでステレオ(2ch)再生する 音質に不満はありませんね。



◆6.家をリフォームするときにオーダーとして、特設ステージ部分を 設けてもらいましたが、オーディオ装置を置く都合上、床からの振動に よる影響を排除するためにコンクリートで固めて、その上にネジ止めで 木材を固定してあります。
アナログレコードを掛けてもハウリングマージンは相当ありますし、 スピーカーからの再生音も、床の振動で音が寝ぼけるようなことは ありません。300kgはあるグランドピアノも安心して置けますし、 その音を遺憾無く発する事もできますからね。



◆7.徐々にではありますが、リフォーム完了後に機材を集めてます。
ライブ用のマイク6本を始め、マイクスタンド、ケーブル類、 PAミキサー諸々を取り揃えてありますので、ライブを開催しようと思えば それなりに開催できるようにはなってます。折りたたみ椅子も50脚ほど 保管スペースに収納してありますから、プライベイトなライブハウスへの 変貌、いつでも可能でありまする。



 こんな空間、それが我が家、LIVE space EM でございます。 未来予想図なんて歌もありますが、遠い昔に、この家に住み始めたころ、 こんな現状になってるなんてことを、想像できたでしょうかねぇ?
初めて遊びに来られるお客様の多くは、その広さに驚かれますが、 ただ単に広いだけじゃないんです。家の主として、やりたいことを 好きなようにやってる家であり、趣味の為の空間にもなってるんです よね。
好きなことをやろうとすると、想像力は広がるのであります。
そしてそれを実現してる、そんな我が家でもあります。


2015.2.23 記


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