どちらが危険か?


 TVのニュースでは、原発の再稼働阻止の訴訟が否決されたとかで 話題に上がってましたが・・・・・。
個人的な見解を述べますと、どんどん再稼働させるべきと思います。
原発ってあるだけで危険なわけですから、どうせなら無くすまでの 間は有効に稼動させてた方が、そこで関連の仕事に付かれてる方達や 日本経済のためにも良いのではないでしょうか。
ヒステリックになって、万が一のことばかり恐れて怯えてる必要は ないですよね。何をするにしてもリスクはゼロにはなりません、それを 承知で、決断して行動すれば良いだけのことです。
ただちに原発をゼロにしろなんてのは、落ちたら死ぬから飛行機に 乗らない、交通事故に遭うから出かけることはせず、家に籠ってる! ってのと同じです。
とりあえず動かしておいて、将来的には無くす様に計画を練って それを進めれば良いんじゃないですかね。火力発電でCO2増やしてるし、 それこそ中東情勢の悪化で原油の入荷がストップしたら、ひと月と持た ない日本の電力事情であります。
太陽光や風力発電なんてのは、エネルギー量的には微々たるものであって、 さらに安定供給は望めませんから!。
古い火力発電所にもかなり無理させてエネルギー量を確保させてます けど、運転稼働にあたって余裕がないってこと、無条件で原発稼働を 反対する方達はご存知ないのでしょうね。
原発稼働ゼロでも電気量は足りている・・・じゃなくて、関係者が 不眠不休の努力をして、足りる様に頑張ってるんですから・・・、 かろうじて紙一重で大規模停電事故が起きてない現状でもあります。
何事に於いても、リスクとリスクを比較して、どちらの影響が大きい かを比較判断すべきであり、どちらかはリスクを承知で行わなければ ならない推進事例なんですよね。
原発を全部止めるなら、家庭や職場でエアコンを一切使わないくらいの リスクと覚悟が必要でしょう。

 私的にはそんな原発問題より・・・・・、農業優先での大気汚染の 方が、そのリスクである健康被害が大きくて大変であると感じてます。
農薬ってのは、相当量を被曝しない限り、ただちに健康に影響が出ないって、 まったくどこかの放射線と同じ様であります。
そんな農薬散布が時期になり、また始まりました。
午前7時半、通勤途中の田舎道を走る自分の車の横を、ヘリコプターが 飛んでます。何でこんな近く、且つ低くをヘリコプターが・・・・と 思ってよく見たら、ラジコンの小型無人ヘリコプターでした。
周囲の畑には赤い旗が立てられ、それを区画の目印として飛ぶ ラジコンヘリ、その機体には農薬が積まれてて、道路のすぐ隣の畑に、 通常なら1000倍以上の希釈のところを、わずか8倍希釈の高濃度 で、通勤・通学の人が通る時間帯に公然と農薬を撒いているのです。
気化した農薬を吸い込むと、ただちに体に影響が出る前様、彼女が 勤務してる職場はすぐ近くなので、本日は受けるダメージが大きいで せうな。
自分の勤務先に着いたところで、まだ自宅に居るであろう前様に 電話して、職場周辺にて農薬散布があった旨伝えておきました。予備知識 なく運転中に毒ガスゾーンに飛び込んで、突然に体調不良に陥ったら 危険ですからね。

 原発は再稼働したところで、よほどの大事故でも起きない限り、 人への直接の被害が起こることはありませんが、やがては、人に よってはただちに健康被害に結びつく、農薬の空中散布と言う政府公認の 大気汚染、何とかならんかいな〜。
原発ゼロと無農薬栽培、似てるような似てないやうな・・・・?

2015.4.23 記


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