理屈は不要


 趣味にしろ道楽にしろ、何か物欲が湧いて欲しいと思った品があったら、 購入することについて理由づけとかは要りませんよね。
欲しいと思ったから買う!!! それだけで十分なのであります。
コストパフォーマンスが高いからどうちゃらこうちゃらとか、性能や 素材がどうこうでお得であるとか、限定品だから云々と、やたらと 言い訳したがる輩も居りますが、自分の場合、気に入ったから買う!
ただそれだけであります。

過去の実績を思い出してみれば、店頭などで 現物を確認して・・・・という場合はそれほど多くなく、むしろ事前に 情報を仕入れる事によって欲しくなる品ってのも多いですね。現物を見て、 触って、購入を決めたのは、GuildのF−512とサンタクルーズの ヴィンテージ・アーティストというギターくらいです。
もっとも事前にカタログ等でそれらの仕様は十分に把握していて、アマゾンで 言えば『欲しいものリスト』に入っていたところへ、現物が目の前に 現れて確認できたので、これはチャンスと購入してしまったような・・・。 (^〜^;)ゞ イヤァ〜

 古くは・・・・FMレコパルかカタログを見てか記憶は定かでは 有りませんが、オーディオ機器として、ダイヤトーン・スピーカー: DS−35B、ソニー・カセットデッキ:TC−4300SD、 TC−K80、レコードプレーヤー:PS−6750、FMファンの 別冊を読んでオーレックスのプリアンプ:SY−88、これらは、 20代前後の時代に、理屈抜きに欲しいと思ったから買った次第であります。
そんな70年代当時、お店からの購入はSY−88だけで、他は兄を通して 卸し問屋からでしたね。なので現物確認はできるはずもなく・・・・。
パワーアンプではラックス・キット:A−2110に真空管(KT−88)の A−3700、買うだけじゃなくて製作する楽しみ(苦しみ?)まで ありました〜。

 スピーカーに至っては、オーディオ・フェアでBOSE601の音を 聴かされて、夫婦して甚く気に入り、出入りのオーディオ屋さんに発注した のは、晴海のブースで聴いてもいない、同じくBOSEの901Wでした。
レコードプレーヤーもトーレンス:TD−126MkVにSME3010R なんて品を、ふらっと秋葉にいっては発注してますし・・・・

 出入りのオーディオ屋さんで聴かされた、JBL:LE−8Tでのサックスの 迫り来る音に惹かれて、BOSE901Wの次には、無条件でJBL4344を 選んでます。
オーレックスのSY−88が劣化してきて、フォノ回路にトラック無線が 入り込むようになってしまい、後継機として選んだのはアキュフェーズの C−280V、これらはステレオ・サウンド紙を読むようになってたからで しょうね。これらのオーディオ機器、購入前に現物を見たり、聴いたり、ましてや 借りて試聴するなんてことはあり得ませんでした。
ええ、カタログ等で見て気に入ったから買ったのであります。

 価格的にみると、C−280VとかJBL4344とか、恐ろしい 価格帯であって、オーディオを趣味としない方から見れば、アホであります。
さらにパワーアンプをアキュフェーズのP−550にアップグレードして、 脚の骨を折って入院した時の 保険金でTANNOYのSTARLINGを購入、さらにマルチウェイで チャンネルデバイダーF−20にQUADの707、アキュフェーズの A−20と道楽は止まるところ知らず、レコードプレーヤーも 7kgの砲金ターンテーブルを持つトーレンスのTD−521Sに、ロング アームが欲しかったところから、SME312をセットで発注、TD− 126MkV+SME3010Rと一時は2台所有してましたが、実際の 使用頻度から友人に譲り、TD−521Sが1台となりました。




ここまで書いて・・・、 遠い昔に購入した機種名を思い出すだけでも大変であります!(;-_-) =3 フゥ




 最終的にプリアンプC−3850やネットワークプレーヤーまで導入して オーディオとしては落ち着いたと思ってる次第ですが、こうやって過去を 振り返ってみると、カタログや資料を見て決めてるだけですね。
最近はネット言う手段があり、レビューや情報も豊富で楽であります。
自分が気に入ったから購入する、昔から唯それだけで通してますな。
基本性能さえしっかりしたものを選んでおけば、多少の好みの差が あったとしても、間違いはないってことなのでしょう。

 2000年に発注した、Martin:D−45GE、現物がお店にポンと あっても、おいそれと買えない品物、ましてや新品で店頭に並ぶなんてことは 皆無であったろうと思えます、それを入手できただけでも奇跡的なのかも しれません。それぞれの品、縁があって我が家に、手元にやってきてるので せうね。v(^o^ )


2016.4.18 記


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