取扱注意事項


 2017年4月現在の息子どん、年齢としては満18歳でありますが、 小学校4年生のころに受けた、除草剤による化学物質過敏症発症の影響で、 発達障害気味、正式な診断が付くか付かないかのグレーなADHD状態で、 時々、パニックを起こすと固まってしまって動けなくなります。
この場合の固まってしまうってのは、言語を話すことなく、問い掛けても返事を せず、ひたすら黙りこくって何もしない状況を続けることであり、例として、 中学校の頃の冬休みの書初めの宿題、数枚書き上げれば終わりになるものが、 1枚も書けません。
付きっきりで書くように促すこと6時間、それでもゼロ枚でした。
脅してもすかしてもおだててもダメで、とにかく石のようになって何もしない 時間が続くのであります。
おそらくこのパニックが起きてる時、精神年齢は小学4年生の状況に戻って しまってるのでしょうね。
こんな時に強く追及したりすると、ますますパニックが酷くなり、固まる時間が 長くなるだけになっちゃいます、追及されっることでストレスに拍車が掛かる のですかね。
これを解消するには、クールダウンする時間を与えるだけ、つまり放っておくしか ないのでありますが、満18歳になって、いつまでもこんな調子じゃ困るので あります。
中学校の頃よりは、その固まる回数も減ってきましたが、春先の農薬や除草剤の 散布時期は要注意で、大気汚染の影響により、目が死んでるような場合は、 すでに症状が出かかっていて、そこで何かしらのストレスが加わると、固まって しまうようなパニックに陥るのでしょう。
精神的には他の子どもたちと比べて10年、発達が遅れてる感じがしないでも ないですが、ゆっくりでも発達が停止しているわけではないので、それこそ ゆっくりと長い目で見ててあげるしかないのかな?
中学校も高校も1年生の時が一番大変でした。徐々に慣れてくればなんとか なるかと思うのですが・・・・。
関連してるかどうかは定かではありませんが、文章を作る、手書きするという のも苦手なようで、高校生の時、就職にあたり志望動機を書いて提出ってのが 全くできませんでした。
書初めと同じで、見本の文章があり、それを手書きで写せば良いだけでも、 全く筆が進まないんですよね。
あまりにも書こうとしないので叱ってしまったら、また固まってしまって・・・ より悪化して何もできなくなりましたっけ。
そんな息子どんも高校を卒業して就職しましたけど‥‥、頼むから、もう 固まるような状況にはならないでくれよ!


2017.4.30 記


< Back   |to Home|   |to Second Impact| Next >