実用レベルでは・・・


 ライブコンサートを開催して、自ら音響システムの構築や運用に携わって 感じたのは、ライブで使うには必要十分なミキサシング・システムじゃ なかったって事!
どこをそう感じたかとものを申せば・・・・・

◆ 返しのモニタースピーカーをいくつかつなぐに当たり、その出力端子が 充実しておらず、やたらと変換プラグを使って割り当てに苦戦してたこと。 要はAUX出力端子が無くて、ヘッドホン出力端子から、ケーブルを変換して 繋いだ次第。

◆ マイク入力端子が8系統しか取れず、あと1系統必要となったので サブ・ミキサーをステージ上に置き、ライン出力でつないだけど、接触不良や 音量のバランス不良が生じてしまった事、小編制のバンドでありながらも 入力チャンネルが不足、要求に対してスペックとして足りてないと。

◆ デジタル・ミキサーを使ったゆえに、運用中の瞬時に必要な設定変更に 困難が生じたこと、本番中に必要なチャンネルを呼び出して設定を変えるって 大変!

・・・・ですかねぇ。

 基本的に今回用いたZoomのL12は、録音用のミキサーでしょうね、ライブ 会場でPA機材として使うには、ちょっと能力的に不足してるところが 多かったように思えます。
音質や信頼性はともかく、そちらの方面での使い勝手だけなら、べリンガーの 安物の20chクラスのミキサーの方が上に感じます、だからと言って、いざ 本番でべリンガーを使おうとは思えませんけどね。あまりにもしょぼい音と いう、大きな欠点も分かってますから・・・・。

 これを打破するには・・・・、それなりのミキサー装置を仕入れるしか 無いです・・・・って、またもや大きめの出費か???

 デジカメの趣味においても、当初はビギナークラスの一眼レフ・ボディや レンズを入手、とりあえずは試行錯誤しながら撮り始めましたが、やがて基本 性能や操作性から中堅クラスにグレードアップ、その時点でビギナークラスの モデルでは、スペアーの補助機材として使うのであっても、中堅機種と比較 して大いに力量不足を感じてしまい、結局は手放してしまいました。
次に、メーカーにおいてそのクラスの機種におけるフラッグシップと呼ばれる モデル型式にたどり着き、稚拙な腕前をそのポテンシャルでカバーしてくれる 高性能に驚きつつも、古くなった中堅機種も、予備機として使えるレベルである ことを確認しながら併用してます。

 ここで、当初のビギナークラスがべリンガーの製品、中堅クラスがZoomの L12に相当する様な感じでしょうか、であれば・・・フラッグシップと行き たいところですが、そのようなものを仕入れたところで、猫に小判的な過剰 スペックなのは確かでしょう、業務用のスタジオを開くわけではありません からね。
 小編制でのライブが出来れば良くて、不足分はL12で補えれば良い!、 そんな機種を、我が家の明日のためにも探してみたいと思います。
候補はY社のMGPシリーズかな?

 しかし・・・・、これも趣味の一環だとしたら、オーディオや楽器という 趣味から比べると、ずいぶんと安上がりな感じがしなくもないですが、 収入自体が相当に無くなってる事から、収入の中から趣味に投じる金銭的な パーセンテージは同じなのかもしれませんな。(^〜^;)ゞ イヤァ〜


2018.5.14 記


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