次回のために ヾ(- -;)オイオイ


 2018年4月22日(日)にライブを開催してみましたが、録音や録画された 映像や音を観て聴いて、当日にステージで演奏して感じた内容などから、 もし次回があるとするならば、失敗例や直すべきところは検討事項として、 良かった点があるなら次回にも運用できるよう、メモとして書きだしておいた 方がいいですよね。


 今回は試験的にコンデンサマイクをボーカル用で2本採用してみました。
感度が高くて音質の良いコンデンサマイク、主にゲストの二組が使われた時に その効果は高かったようです。
ゲストさんの演奏、どちらもギター1本と男女ボーカル2人と言うシンプルな 編成でした。この場合、楽器として合奏することはほとんどないので、 メインのボーカリストから見て、合い方の楽器の音が聞こえれば、いつもの ようにペアとしての熟練で進められんじゃないかと思えます。
マイクの感度が高いゆえに、マイクのすぐ傍に口を持って来て歌わなくても 良いという自由度は高かったんじゃないかと。
そのマイク感度との引き換えに、モニタースピーカーの音量が、ハウリング 防止のために上げられないというディメリットもありました。
マイクの感度が高いと、ディレ―やリバーブなど音の減衰に影響する エフェクターをボーカルに掛けると、よりハウリングは起こしやすく なりますからね。
(ボーカルだけ、エフェクターを通さないバスに送り、その音をモニターとして 返せばいいという解決案も考えられなくはないですが?) なのでゲストさんの演奏時は返しのモニターは少な目であっても、大きな 影響はなかったのだろうと推測されます。
しかしながら自分たちの出番の場合、ギター3本とキーボード2台、 同時に使うのはどれか4台ですが、ステージ上の距離がけっこう音の 妨げとなってしまい、モニターの音が上げられない事から、リズムや テンポのずれが随所に見られましたね。自分から見た場合、すぐ隣の キーボード1担当まではOKなのですが、その先のキーボード2やギター の音は満足に聴こえてきません、おそらく向こうもこちらの音が 聴こえなかったのでしょうね。絶叫の観客の中で、自分たちの音が聞こえない 中で演奏するビートルズになったような気分で、それなりにテンポや リズムを苦戦しながら合わせていた感じであります。
この教訓からは、自分たちのバンド編成には、コンデンサマイクよりも 感度の低いダイナミックマイクを用いて、モニターの音をあげた方が 良いのかも・・・・ですな。
やはりコンデンサマイクは、ライブ用ではなく、スタジオでの録音用ですかねぇ?
まあ二人編制の時には、非常に良い効果が見込まれるって確認できたのも、 重要特記事項ですけどね。


 今回のミキサーの出力設定の中で、基本的にフェーダー位置は0dBにて ピーク入力がちょうど良いように、各マイクの入力GAINを合わせました。
マスターフェーダーも0dB位置にて、音量が適正になるように、パワード スピーカーの出力やパワーアンプの出力を調整してます。
これはPAとして使うだけなら良いのですが、同時にライン録音も行ってる ために、ある程度のライン出力が必用であり、それがマスターフェーダーで 決まるため、0dB位置のキープは必要条件となっていて、これからも 同様でしょう。

 ライブとして曲の合間にMCも入りますが、そこでボーカルマイクの エフェクター効果を落としてもらう必要性も録音でわかりました。
しゃべってる声にエフェクターが掛かると、聴いてる方は聴きづらい です、マスターSENDのフェーダーを降ろすだけで済むので、次回からは ミキサー担当さんにその旨の操作をお願いしましょう。

 原因がハッキリわからないトラブルとして、ノイズの発生がありましたね。
シールドケーブルを交換することで解決した部分もあり、プラグの アース浮きには要注意です。ステージ上のマイクアンプからのライン入力、 ミキサー側の標準TSジャックのちょっとした浮きで入力が途切れる ことも発生したので、これも要注意としておきましょう。

 その他の点としては、いつもの課題ではありますが、各楽器の音量 バランス、イマイチであります。ライブ音源を聴く限りでは、特に キーボード2の音が大き過ぎましたし、自分の6弦ギターの音は 小さすぎに思えました。各音色を含めて、最適値を模索しなくちゃ ならんですな。
リードギターのイントロや間奏でのソロパートとか、必要な聴かせところでは もう少し上げたいとも思えます。この辺はライブ時のミキサー担当さん、 よろしくです。


2018.5.9 記


< Back   |to Home|   |to Second Impact| Next >