こちらも達成?


 先日ライブを開催したときに使用したデジタルミキサー:ZoomのL−12、 音質的には不満はないけど、ライブ用のミキサーとしてはちょっと 使い勝手が悪いかな?・・・・って感じでした。
どこが悪いかと言えば、メイン出力以外の端子が無くて、5系統ある AUX出力がヘッドホン・ジャックでしかない事。
スタジオ内での使用なら、ブルートゥースのヘッドホンを5組用意して コードレスで飛ばせば良いんでしょうけど、ライブステージでそれは ちょっとね!。
ステージ上でモニターするには、ステレオ標準ジャックからの信号を モニター系列に送らなけらばならないので、変換プラグが必用となり、 余計な変換接続が増えるほど、システムとしての運用において信頼性が 低下してしまいます。
ステレオフォンジャックから、PAケーブル用のキャノンプラグには一回では 変換できないし・・・で、変換プラグだらけに!、ライブしてて外れちゃうん じゃないかと冷や冷やものでした。

 また、ミキサーとしての接続において、 ライン入力の9番と11番におけるTRSジャックの差し込み、正常なら モノラルで入力されて、9−10、11−12に出力されるハズが、 フォンプラグの差し込み方で音がまったく出なくなる場合があって・・・・、 古びた機材なら端子の劣化で起こり得ますけど、今年の3月に仕入れた 製品ですから、業務用として使うには、信頼性において満足できるものでは ないですね。
マイク入力が最大で8本までの仕様も、自分たちのバンド構成では、 マイク入力が1系統足りなくなり、補助で小型の6チャンネルミキサーを 使ったりして、その出力を9番や11番に入れて音が出ない・・・は困るので ありまする。

 かといって、信頼性も低く音のよろしくないべリンガーを今更使おうとも 思わないし、どうしたもんだろ・・・・とウェブでその筋のカタログを 観てたら・・・、YAMAHAのアナログミキサーでMG16というのが 有り、マイク入力は10本まで、しかも型式でMG16XUならデジタル エフェクト付、お値段もL−12と同じくらい・・・だけど、外部出力 等も充実してるので、転がしのモニターSPを入手して置けば、そこにつなぐ だけですべてOK。
頃がしモニターも、150ワットのパワードスピーカーで¥14000程度、 ってBOSEの101MMGより安いじゃありませんか〜。
さらに、同じカタログページに微妙に型番の違うMGP16Xというのが 掲載されてて、MG16XUとどこがどう違うのだろ?と調べたら・・・、 MGPのPはプレミアムだとか!、そしてその廉価版が最新型の MGシリーズみたい。
つまり、製品としてはMGPの方が古いけど、性能的に妥協してるところは 無くて、MGP16XとMG16XUを比較して相違点を探してみれば、 デザイン的には新しいMGシリーズの方が洗練されて綺麗ではあるけれど、 入出力端子がパネル面となってるMGシリーズに対して、背面に端子がある MGPシリーズ。
その価格差分としての性能の違いは、まず・・・・・ファンタム電源が 単独チャンネルでオン・オフできるMGP、比較するとMGは全チャンネル まとめてのオン・オフ。
AUX外部出力端子がキャノンコネクターのMGP、MGではTRSフォン、 デジタルエフェクトが2系統使えるMGP、MGでは1系統のみ。
入出力端子の数も多い様ですし、¥8000の価格差で細かいところに手が 届くかどうかって感じですな。

 多少お高い程度なら、妥協のない製品の方が、使用して行く上では絶対に 良いのでMGPに決定です。ついでに収納ケースをポイントで購入して・・・、





 先に届いたのは頃がしモニターでしたが、本体に取っ手等が付いておらず 持ち運び辛いので、ボディが木製という事もあり、部品を購入して自分で 取っ手を取りつけてみたり・・・・。




 ということで、我が家におけるSRシステムも完成の域ですね。
現時点で、照明関連の設備はまったく持ち合わせておりませんが、 電源さえあれば、2〜300人規模までの音響なら、どこでも出張しての ライブが行えまする。


2018.5.28 記


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