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朝からロック

　月曜日の朝、いつものように５時半に起きて、ヤカンに火をかけて、おネコさまのご飯の準備を始めたら・・・・
当然のように集まってくるおネコさま４匹、しかしいつもとちょっと違うのは、末っ子のロックくんが右後ろ脚でビッコを引いてて不調な様子、そういえば前夜も大好きなオヤツタイムに姿を見せず、時間が経過してやっと出て来た時も、大好きなカニカマスライスに反応せずにパスしてましたニャン。
はてさて、家の中に居るだけなのに、どこかで怪我をしたのでせうか？
座った姿を上から見ると、右足が腫れてる感じで体の右半分が膨らんで見えます。最悪は骨折してるのか？

　これは一大事、ルーチンワーク通りにお仕事に出かける場合じゃないと、勤務はお休みすることにして、動物病院へ連れて行く事を画策！
時計を見ればまだ朝の７時前、動物病院の診療は９時半から、時間調整が必要ですな。
とりあえず、おネコさまの通院で使うキャリーバッグを２階の倉庫から引っ張り出して来たら、それを見かけたロックくん、何か予感が働いたのか、梁の上に登って隠れてしまいました。
治療のため動物病院へ連れて行こうにも、まず捕らえなければなりませんが、これがまたかなり大変な作業、前回の去勢手術では、逃げ回って、逃げ回って、逃げ回って・・・・、追いかけて、噛みつかれて、確保するのに２時間は要しました。
しばらく放っておいたけど、自主的に降りて来てくれそうもないので、時刻にして９時を回ったあたりで強制執行開始！
高いところに逃げてるので、脚立を用意して、キャリーケースを持ち上げて、その場でケースの中に押し込むことに！
梁の上のロックくん、確保しようと近づくと、「シャー！・・・・・」って。前回は本気で容赦なく噛まれて、血だらけになったのよね。今回は事前に軍手をして・・・・って、前回より一回り大きく育ってるから、その破壊力もアップしてると思われ、果たしてこれで十分なのだろうか？？？。
幸にも今回は足の具合が悪いので、勝手に飛び降りて逃げる事無く、その場で首根っこを?まえられて、どうにかこうにかケースの中へ押し込めました～。
さて、これから動物病院、電話して予約・・・・なんて言ってると、午後４時からの診療にしてくれ・・・・なんて言われそうなので、予約無しでそのまんま車に乗せて連れて行っちゃいます。

　息子どんの小型車に、土日と研修のため出勤となっていた前様、代休でお休みなのでロックくん入りのキャリーバッグを抱えてもらって、いざ動物病院へ。
車で約１０分ちょっとで到着する旧市街の動物病院、室内へ入った途端、消毒薬や柔軟剤臭気で逃げ腰となる前様、早々に屋外へと回避行動、その後は主夫だけがロックくんの付き添いとなるのであります。

　予約もせずの飛び込みでしたが、わんちゃんが治療を終えるところで他に患畜も居らず、待ち時間も無く診てもらえることに。
アシスタントの方は初めてでしたが、獣医師さんご夫妻とは以前より面識がございます、去勢手術もファーゴくん、ロックくんと続けて対応してもらってますからね。
サックスも演奏されるジャズ好きな旦那さまでもあります、先日のライブコンサートにも顔を出してくれたしぃ～・・・・。
いざ診療開始ですが、ビビリのぬこさん、飛び出して大暴れしたり、脱走を試みる危険性もありますので、下手にバッグから引っ張り出せませぬ、耳を後ろに寝かせた警戒態勢、迂闊に手を出すと攻撃される恐れがあるので、家族である主夫が治療用の専用ケージに移動させ、医師に診療をまかせます。

　ケージに入れられ、足を触られるロックくん、医師の触診によると、それほど痛がらない様子から骨折はないであろうと！
であれば、鎮静剤を打ってレントゲンを撮るのもロックくんの負担になるので、炎症防止剤と効用期間の長い抗生物質を合計で３本注射してもらって、とりあえず様子見ですって。
診断としては捻挫か悪くてもヒビが入ってる程度、まずこれで快方に向かうであろうけど、ダメだったら再診ということで終了しました～。

　ドキドキものの診療費、その請求額は・・・・諭吉さん一人と野口さん一人が主夫の財布から家出して・・・、１００円玉が２個戻ってきました。
帰宅したら元気に隠れ回ってましたので、時間経過で回復していくかな？
しかしながら、ソファーの隙間に隠れたまま、夜のオヤツタイムにも顔を出さずに、じ～・・・・っと、おとなしく隠れ続けてます。腫れがあってイマイチ不調なのかニャン？。
翌朝になって、おねだりして来たから、少しづつ回復しつつあるんじゃニャいかと安心しつつあります。
なので、前日のサントラちゃん、シーニャちゃんに続く入浴はパスすることにして、お風呂に入って洗われたのはファーゴくんだけでした～。
大嫌いなお風呂、ファゴファゴと大鳴きしてたファーゴくんでもありまする。

２０１８．６．１９　記

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