レコード復活


 最近はまたレコードブームだそうで、新譜のレコード盤、出荷量が増えて いるとか・・・・・。
たしかにディスクユニオンやHMVの中古レコード店も増えてますし、 よく利用してた地元のレコード屋さんは閉店してしまいましたが、それに とって替わったamazonさんなどの通販でも、新譜レコードの案内が多く なってます。
あのSONYさんも国内で生産を再開してますからね、明菜ちゃんの 再発売盤を3枚も買ってしまったし・・・f(^^;) ポリポリ
しかしながら喜んでばかりも居られません、本当にレコードとして、 音が良いという価値があるかどうかわからないからです。新譜の レコード盤とはいえ、CDと同じマスターテープからカッティング されたんじゃ、それほど期待は持てませんからね。

 輸入重量盤レコードという事で、新規に購入したサイモン&ガーファンクルの 『ブックエンド』や『パセリ・セージ・ローズマリー』のアルバム、古い 日本盤CBSソニーのレコードと比べても音がパッとしません。
ただレコード盤になってるってだけで、新たなカッティングで使われてる マスター音源が、CDを製作する時の16ビット、44.1KHzサンプリング のデジタル音源みたいで、他の輸入盤と聴き比べても我慢ならずに売り払い ました。重さだけは180gの重量盤でしたけど・・・・

 その昔、長岡鉄男の文章を読んでたオーディオマニアなら、輸入盤の方が 国内盤より音が悪いなんて信じられませんよね。当然、自分もその経験から、 同じタイトルのレコードなら、輸入盤の方が別物と思えるほど音質が良い! ってのを何度も経験してます。聴き比べちゃと、国内盤のレコードは 円盤投げしたくなりますものね。
自分で購入した盤はなくて友人からの頂き物、70年代のビートルズの 日本盤なんてのは悲惨以外に何ものでもなく、ここまでひどい音質でも クレームにならない・・・・ってのが不思議なくらいでした。
昔は聴き比べ用でそのまま保持してましたが、ビートルズと言うだけで高く 買い取ってくれるそうなので、自分で過去に買い集めた来日25周年記念の 日本製のモノラル盤と合わせて、全部売り払いました〜。
リマスターされた輸入モノラル盤を聴けば、日本製のモノラル盤は 不要となるのがわかります、別にノスタルジーでレコードを聴いてるわけ じゃありませんからねぇ。

音が良いからレコードを聴いてるんです。

 唯一良かったのは、当時¥2500で購入したモノラル盤が、1枚当たり ¥3800で買い取ってくれたところですかね。
買い取ってくれたお店では,その後に¥7600で販売いしてた様子 ですが・・・・。

 先日入手した明菜ちゃんの、再発売となったレコード盤、とても音が良いです。
おそらくハイレゾ音源と同じソースからカッティングされてるんじゃないかと 思われますが・・・、これから発売となる、すべてのレコードがこうだと 良いんですけどね。
音質が悪いから返品!・・・・ってのが出来ないのが、レコード購入の 最大のネックでもありまする。


2018.7.18 記


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