空母いぶき


 映画館で観たけど、WOWOWでも放送されたので再度観てしまった。
ビッグコミックに連載されてた原作は最初からず〜っと読んでいたし・・・・
まあ映画だから2時間ちょっとの中にまとめなきゃならんので、原作とは かけ離れた内容になって行くのは仕方ないにしろ、最低限の要所はまとめた 感じでしたかね。たとえ敵であっても、潜水艦にしろ駆逐艦にしろ、ミサイルや 魚雷で1隻沈めてしまえば、その艦に乗っている150〜300人の乗組員に 多くの死傷者が出てしまうって・・・・。
平和国家日本における戦争とは、紛争や戦闘終了の落としどころ、外交のあり方、 そんなところがこの映画のテーマだったんっじゃないかと思えますね。

 現実の問題として、日本が領土としている尖閣諸島において領有権を主張する 中国、海洋警察の船が日本の領域内に入ってきては日本の漁船を追い回すなど、 中国による侵略としか取れない悪辣な行為が横行してます、そんな連中に政府が 遺憾だと苦情を申し立てたところで馬の耳に念仏、遺憾砲は全く効かないのです よね。
好きだとか嫌いいとかじゃなくて、中国や朝鮮の政治に関連する方達、その言動は あまりにも横柄で誠実性を欠いてるようにしか見えませぬ、少なくても日本人の 謙虚とか察するなどは通用しない相手であり、約束は守らない、平然と嘘をつく、 不適格等を指摘されても、自分は正しいの一点張りを主張するのみで、客観的に 聴く耳は持たない主義。
いまさらながら明治の偉人、福澤 諭吉はその辺の国民性を完璧に見切っていた ように思えますね。
映画の中では、敵であってもその人命を気遣う日本側と、そんなことはお構い なしに攻撃を仕掛けてくる敵軍となってますが、実際に戦闘状態に遭遇したと すれば、相手のことを気遣う余裕など有り得ないでしょうね、やるかやられる か・・・・しかないハズですから。
日本人て、けっこうお人よしですよね。たぶん海に囲まれた島国で外国からの 侵略や略奪などが無かったから、長年にわたり仲間意識の中で平和に暮らす癖が 付いてるのだと思います。比べると中国や朝鮮は昔から侵略と略奪を繰り返して きた民族争いの宝庫でもありますから、アリババの中東と同じく盗賊の国と 考えた方が良いのかもしれません、騙される方が悪いの世界じゃないかな?
そんな連中を相手に外交交渉するのがこれからの時代でしょうか?
今までのように、とりあえず一度は頭を下げておけば・・・とか、刺激しない ように・・・はもう通用しないって判って来たでしょうから。
中国や韓国との今後の交渉、リスクを恐れずに日本の国益を考えて、面と向かって 堂々と主張できる方にこれからの日本の政治を任せたいです。
政治家はね、庶民にとって都合の良い事ばかりを話す人を選んではいけません。 大衆迎合じゃダメなんです。多少の痛みも伴う事も承知した上で、国家と国民の 関係があるのよね、リスクを承知の上で、そんな夢と希望を語れる方を選ば ないと、後になって大きなツケが来ますからね。


2020.6.29 記


< Back   |to Home|   |to Second Impact| Next >