思い付き!?


 グロッケンシュピールという楽器、初めてその名前を知ったのは、ジョン・ レンボーンのアルバム、日本タイトルで『鐵面の騎士』、英語のタイトルでは 『Sir John Alot of Merrie Englands musyk Thyng & ye Grene Knighte』という、 長ったらしい名前のレコードに付随してた日本語の解説書に書かれてたからだが、 レコードで音を聞いた自分のイメージでは鉄琴じゃねえか!だった。
今の時代だからネットで検索すれば写真でもなんでも出てきてすぐにわかるけど、 このレコードが発売されていた1970年台じゃ知る由もなくて。
中には鍵盤付きのグロッケンシュピールなんてのもあったらしい・・・
そんな鉄琴と鉄弦の演奏で始まるこのアルバム、人間技じゃないギター演奏を はじめ、そのギターの音色と言い、音のタメ具合、各楽器との掛け合い、たまらなく 好きなんですよね。レコードから聴ける音と年代から推定して、Gibsonの J−50、60年台の製品ですかね。今このコラムを書きながら盛大にBGMとして 流れてる『鐵面の騎士』、レコードではなくてリマスターされたCDをデーターで 読み込みNASサーバーに入れて、それをウインドウズメディアプレーヤーを介して ネットワークプレーヤーで再生してますが、やはり英国製スピーカーでの 再生が似合うみたいです。あっパワーアンプも英国製でした。ペンタングルの国宝級 メンバーによる演奏、やはり最高ですな、すでに生き残ってる方がわずかなのが 残念でありますが・・・・。
何でこのアルバムの演奏がここまで生々しいのかと考えれば、全部マイク録音だから ですかね、今みたいにアコースティックギターにピックアップなんて付けてないから 生音をマイクで拾うしかなくて、後付で音を足したり、エフェクターを掛けて音色 をいじるなんてことはせずに、演奏相手と面と向かって掛け合ってるからなんで しょうね、良いな〜・・・・。
このアルバムではグロッケンシュピールでですが、これがハンマーダルシマーとか カンテレだったらどんな風に聞こえてくるのか、想像しただけで楽しくなっちゃい ます。

 コラムを書いてる途中で、BGMがアルバム『The Lady and the Unicorn 』に 替わりましたが、これもまた同様にたまらなく良い、バッハの楽曲に続くアルバム タイトル曲、ギター1本によるレンボーンのソロ演奏ですが最高であります。
若くして逝ってしまった友人gonbeさん、今ここで一緒に聴いてもらいたかった な〜・・・、彼とはメールや掲示板でのやり取りは多かったけど、実際にお会いし たのは大阪で1回だけ、ぜひ我が家にも一度は来てほしかったけど、かなわぬ夢に なってしまいました、これもまかた残念の極みであります。


 自宅のこの空間、音楽を聴いても良いし、楽器もそろってるのでスタジオとして、 音楽練習用の時間貸しにしてもいいんじゃないかと思えてきました。

とりあえずは暫定的に友人限定ではありますが・・・・

前様がお仕事で家に居ない昼間、曜日にして月曜日、火曜日、金曜日、土曜日に 限り、時間にして11時から18時までの間、1グループ最長3時間まで、1時間 につき¥1000の料金でいかがでせうか?

グランドピアノ、電子ドラム、マイク6本までのPA機材が使えるようにいたします。

 ・・・・・なんて構想してるんだけどダメかな?


2021.12. 3 記


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