久しぶりの大きなホール


 2月3日(日)にライブ出演してきましたが、協賛各社を集めて市が 後援する催し物だけに、PAや照明も機材を含めてプロのお仕事でしたね。
前日のリハーサルでセッティングを確認、超高級なデジタルミキサーを使用 されてましたから、リハーサルでの演奏から音響を調整して、それをメモリー して、本番でバンドが替わる度に設定をインプットする形なのでしょう。
しかもタブレットを持ってステージの上から確認と遠隔操作、時代は進歩 したものです。照明に付いても同様、デジタルんでありました。

 特に主催者側から言われた訳ではありませんが、どこまで自分たちの機材類を 持ち込むべきかは考えねばなりません。今回は音響面ではDIまで持参、 不要であれば使わないというスタンスで、ギター3本にはそのまま使用、 キーボードには不要でありました。またステージ上で使う譜面台、ギター スタンド、椅子と持ち込み、普段の練習と変わらない演奏環境は整えられた と思います。意外とギタースタンドって必要なんですよね、ギターの置き場所、 無いですから、椅子にしても会場に有るものを借りて使うのと、普段から 使い慣れてる品では、演奏する上でのニュアンスがかなり異なります。
それなりに重たいけど、持って行って正解でしたねぇ。


 そして本番当日、予想以上にステージの上は暑いです、手に汗かいて弾き辛く なってくるし・・・・、老眼鏡がずり落ちないように、アイテムを購入して 臨みましたが、それ以前に落ちていたのは、サウンドホールに取りつける ギター用のマイクでした。
いざ一曲目『異邦人』がスタートして、サムピックにフィンガーピックを着け て、カッティングを掛けながら自分は弾いてるのですが、なぜかハウリングが 聴こえてきて、自分の音が出ていないような・・・・、でギターを見ると、 サウンドホールに有るべきものが無くて、床に落ちてるじゃないですか!。 これじゃ音はでませんな。そそくさと拾い上げて装着、キリの良いところから 演奏に復帰しましたが、大きな問題には見られなかった様子であります。
おそらくPAの操作担当の方、ギター1の音が出ないのであせってたんじゃ ないかと・・・・?

 後になって録音した演奏を聴いてみると、自分の不参加分はそれほど目立って おりませんでしたが、他のメンバーさん、あがってるのか、いつもより演奏が 不安定であります、音がフラフラと揺れてますよん。




 1曲終わったところでチューニングを確認してみれば、昨夜替えたばかりの 弦、さすがに激しく弾くと伸びる様で、けっこう下がってます、6弦全部 そんな傾向、前夜のリハーサルではそんなことは全くなかったのに・・・、 交換しない方が良かったかな〜・・・・?


 そして2曲目の『いい日旅だち』、自分のギターパートはおとなしい アルペジオがほとんどですが、なかなかコード進行が覚えられなくて、 譜面を見ながら追いかけて行く演奏、コードチェンジもけっこう頻繁で、 アイコンタクトした後に、ついうっかり楽譜上でどこを演奏してるか喪失 することも・・・・、まあそんな時は弾かないに限ります! (°0°)ヾ(-_-;)オイオイ
そして自分にとって大変なのがコーラスパートの2回目、1回目は3度上で、 もう一人の男性パートとはたぶんユニゾンになるし、発声的にも楽なの ですが、2回目は幅を持たせるため5度上を歌うようにしてるところ、軽く 出せる高さの範囲ではないのでけっこう大変、かと言って躊躇してると音程が 外れるので、覚悟を決めて叫んでたりしてます。まあこの辺は1曲目の異邦人 でも似たようなものですが・・・・
ボーカルさん、歌詞をちょっと消失してるところがあったし〜。 (^^;;) アセアセ




 続いての3曲目と4曲目は、サムピック、フィンガーピックを外してピックを 使う奏法に変更、サムピックのまんまでもできなくはないけど、細かな ニュアンスが出せないので、フラットピックで弾いてるんですよね。
そんな3曲目の『若草の髪飾り』、ギターのコード弾きがが2小節終わってから入ってくるリコーダーの 音色、最初は良かったけど、ついうっかりしたのか、大きくミスしてます。 (°◇°;) ゲッ
そのまま続けたけど、やり直した方が良かったかな〜・・・? まあ最初だけ だったので良しとしておきませう。




 そして4曲目の『追伸』このイントロ、いつまでたってもスムースに弾けない、 今回もなんかぎこちない、先ほどは間違ったけど、キーボードにカバーして もらった感じですね。歌い慣れてる曲になってるので、楽譜を見ずにできるこの 2曲、コーラスも慣れたもの、自分のパートを歌うのみであります。
こちらも後で動画を見ましたが、ギターの音色も鈴鳴りに響いてくれてたし、 リードギターも決まってて、まあまあの出来だったみたい。

https://youtu.be/Aguw85_gG2k


 ラストの2曲ではまたサムピック&フィンガーピックに戻して指で弾く形、 で、その交換作業中にメンバー紹介を振られてちょっと焦って・・・・。
ハンドルネームを添えて皆様をご紹介、トコちゃんバンドであります。
5曲目は『夢一夜』、演奏パターンが一曲の中であれこれと変わるのよね。
カポを5フレットに付けて、女性キーに変更しての演奏、最初は単純な アルペジオ、途中から装飾を兼ねて変則的な弾き方になって、 たまにスリーフィンガースタイルも混ざり、2コーラス目、3コーラス目では サムピックでのストロークも。
コーラスをどのように点けて行くか、まだ試行錯誤中のところもあって、 その点ではまだ練習不足、どうなることやら・・・・で演奏してみましたが、 何とかなったみたい、偶然の産物ですな。
しかしボーカルさん、進化してますな、声がどんどん艶っぽくなってきてます。
しっかりと歌ってくれるとハーモニーも入れやすいですね。




 最後の曲は『雨の物語』、手間はかかりますが、キーボードをギターに 持ち替えての演奏をあえて導入、このリードギターがまた良いんですよ。
自分は主にスリーフィンガーパターンで伴奏を弾いて、2コーラス目と最後の サビにコーラスを入れます、上手く行けばいいのですが・・・・。
ややゆっくり目にテンポをキープして、無事?・・・に終わりました。
最後に4人で手をつないでお辞儀をして終了〜。




 女性ボーカルさんが加わって約2年、月に一度の練習だけで、よくもここまで 進歩したものであります、個々の本来のレベルが戻ってきたのでしょうね、 きっとこの次はもっと上手くできるようになってるでせう。
オファーがあったら、可能な限り引き受けましょうね。


2019.2.5 記


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