音楽の雑食性
人によって好みの音楽は分かれるところ、ジャズが好きな方はジャズを
中心に、クラシック音楽が好きな方はクラシックを中心に、しかも、
オーケストラとか、ピアノ曲とか、室内楽とか、現代音楽とか、オペラ
とか・・・、
ジャズであればフルオーケストラとか、トリオとか、モダンジャズだとか、中心と
なるものが、さらにまたそれぞれで異なるでしょう。
この他にも、フュージョンとか、ロックとか、レゲエとか、ヒップホップ
とか、ヘビーメタルとか、ケルト音楽とか、トラディッショナル・フォークとか、
ジャンルは無制限に有りあますし、これにまた世界各国の独自の音楽が
あるので、邦楽で言えば演歌とか、歌謡曲、和楽器の世界まで加わります。
これら全部のジャンルを分け隔てなく聴いてる方は少なくて、
多くの方はご自分が好きなジャンルを中心に聴いたり、演奏したりするんじゃ
無いかなと思えるのですが、両極端であるジャズとクラシックを交互に聴いて
いて、海外のロックやポップス、イギリスのペンタングル系の音楽も好きで、
アルディ・メオラ、トミー・エマニュエル、ジョージ・ウインストン、日本なら、
ふきのとうやさだまさし、吉田拓郎も大好きで、最近では和楽器バンドに
はまり、ポップスや日本の音楽を演奏してる自分て、すごく雑食性なのかと
思っちゃいます。
クラシックとジャズ、両方を聴く方も少ないのですよね。
ジャズならジャズばかり、クラシックならクラシックばかりって方が
圧倒的かな? 両方聴くのはオーディオマニアくらいでしょうか?
おかげさまで、音楽ソフトの購入にどれだけ費やしてきたかわかりません。
先のレコードの終焉時代に、多くのクラシックの輸入盤を安価で入手できたのは
幸な事と思えます。残念ながらジャズの方はそうはいかず、ほとんどが
日本盤で、輸入盤は再発売盤での廉価品くらいしかありません。
最近もまたレコードブームとかで、名盤と言われた作品が再販される場合も
多いのですが、多くはCD音源と同等のマスターから作られてますから、
オリジナルのレコード盤とは比較にならず・・・・、ビートルズのリマスター
盤並みに手を掛けて再販してくれればいいのですが、そこは商売の世界、
大して売れないものは再現されませんな。ハイレゾ音源に期待するしか
ないです。
古い音源ソースになると版権も切れてるから、リマスターしたところで、
高くは売れずもなく、当然ビートルズもの並みに多くも売れずで、より一層
放置状態って感じですかねぇ。
世界規模の音楽ソフトの流通でこれですから、国内音楽の古い作品なんて
リマスターされるハズも無く、中古の程度の良いレコードを探すしか
無いのが実情、幸にもレコードブームで都内のディスクユニオンや
タワーレコードでは中古品が数多く出回ってます。
雑食人間としては、こまめに探しに行くしかないですね!
残りの人生もそう長くは無いので断捨離もしなくてはならないから、
今更増やす方向で買ってる場合いじゃないのですが、自分にとっての
名盤を100枚に絞るためにも、数千枚の中から聴いて選ばなきゃならんのでせうな。
2019.5.22 記
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