けれど生きている


 元かぐや姫、山田パンダさんが作詞、南こうせつさんが作曲した、『かぐや姫 さあど』に収録されてる歌曲であり、アタシの大好きな曲
♪ 人生に始まりと終わりがあるなら〜、見届けて〜みたい〜 ♪
との歌詞が印象的、おそらく自分の人生が60歳の還暦を過ぎて、一歩づつ 終わりが近づいてるから、より強く引かれる部分もあるのかもしれない。

 長年勤めた勤務先も定年退職となり、その後は再雇用の契約社員として、 それまでの約半分の収入という待遇で、従来までと同じ仕事を続けている。
以後は退職金の積み立てもベースアップも無しで、年に2回の賞与も都度一ケ月分 だけ、雇用主側としては、コスト的に非常に安く使えるお得な技術屋さん?
技術研修会の講師役も任されていて、これから年度末までにの座学講習を 毎回2日間の日程で毎月2〜3回づつ、その他に出張講師もありで、前泊にて 遠方まで出掛けて行って、各拠点にて講習会を実施するんだとか。
毎回毎回同じことをしゃべらなきゃならんので、もういい加減に飽きて来たの だけど、他にこんなことできる輩は居ないらしく、どうしてもお鉢はこちらに!

 判りやすく例えるなら、賞味期限間近の特売品みたいな扱いですかねぇ?
賞味期限が切れてしまえばそのままお払い箱で、はい終了!
一昔前なら、優雅な年金生活になるハズだったのですが、2000万円の 貯蓄がなければ、年金だけでは生きていけないとの現代社会、晩秋を謳歌 するのも銭が必用であります。消費税も上がって実質の物価上昇が起きても、 収入は上がることなく、目減りするだけ〜みたいな感じ。人生を閉じる 頃にはどうなっているやら???
なので、体がまともに動くうちは、好きな音楽活動だけはリハビリも兼ねて 続けて行きたいと思う次第、よって、あくまでも趣味のレベルではありますが、 可能な限りバンド活動やPAの請負などは率先してでも継続したく、オファーが あれば原則お断りはせず、状況が許されるなら仕事を休んででも優先に しようかと!
そんなことが出来るのも体が動くうちですからね、急に倒れて入院してる 同年代も居ります、後悔先に立たずですから、そうなるまでの残された短い 期間、生きてるなら好きな事をしなくちゃ!

 バンド活動も、メンバーそれぞれが自分の仕事や別の活動拠点も持って いるので、いつでも全員集合がOKという訳でもなく、集まるにも スケジュールの調整が必要です、場合によっては誰かが欠けるって日程も 起こり得るわけで、それもまたお楽しみに替えるだけの技量と個人練習が 必要かしらん?
分かってる事は、お年寄りに残された時間は少なく貴重であるって事、 なによりも優先して楽しまなくちゃね。
好きな事を続けていれば、好む好まざるに関係なく、そのうちに終わりが見えて来るのかな???


2019.7.12 記


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