映像媒体
非常によく出来た映画は、娯楽として楽しんだり感動したりで、また観たくなります。
音楽のライブ映像も同様ですね、何度も観たくなるライブ映像というものも実在します。
言い換えれば、つまらない映画やライブは2度と観る気が起りません。(~_~;)
制作費にいくら高額な投資を行った映画であっても、つまらないものはつまらないし、
お金が掛かっていなくても、面白い映画は面白いですよね。(^^ゞ
チャップリンやスピルバーグ監督のデビュー作品などその例でしょうか・・・?
ディズニー配給の『パール・ハーバー』などは、CG作成で相当にお金を掛けた
映画ですが、無用に長く引っ張りすぎてる感じで、個人的には娯楽作品としての魅力を
まったく感じませんでした。
ライブでも同じように、生楽器1台での演奏でも十分に感動しますし、フル・オーケストラ
編成であっても感性に響かないものがあります。
先日、日本TV系列で放送された 『カナリアの子供たち:検証化学物質過敏症』、
これは痛烈なTV番組でした。放送されたのが深夜であり、ゴールデン・タイムでは
なかったので、ご覧になった方は少ないと思いますが・・・・、というか、TV局の
スポンサーへの影響からも、ゴールデン・タイムで放送できるような内容では
ありませんが、視聴者側に、その真偽性について非常によく考えるよう迫った
番組であると思えますし、また、不思議と何回も観たくなる番組です。
冒頭の皇居での農薬の散布シーン、木や芝にまるで水でも与えるかのように
豪快に農薬散布しています、そしてその後に登場する化学物質過敏症の子供達と
その症状・・・、どう考えても農薬の散布とは無関係とは思えないのに、
「気のせいだ!」言わんばかりの農水省のお役人や、「安全だ!」との
農薬工業会の対応。
皇太子妃の『適応傷害』という宮内庁医師団による診断結果にも、疑問を
投げかけてるかのようです。
この番組と比較して、先日NHKで放映された『ためしてガッテン』の『総点検!
シックハウス緊急対策』、国営の放送局が作った番組でありながらまったくの
ピンぼけのような内容でした。シックハウス対策として、あれとこれをすれば
大丈夫!・・・・って、そんな問題ではないでしょう!!!(メ▼。▼)y-~~~おら〜
シックハウス症候群という病気がどんな物であるかの説明も不足してますし、
まず何が危険か示していません。ホルムアルデヒドだけじゃないんです!。
ハァハァ (°∇°;)\( ̄ -  ̄ ) ソノクライニシトケ
両者を録画して1枚のDVDにまとめてありますが、同じテーマを掲げているにも
かかわらず、軽いお笑い番組と痛切なドキュメンタリーほどの差があります。(>_<)
これではNHKにではなく、日本TVに受信料を払いたくなります。(~-~;)ヾ(-_-;)
ホントカ?
映像と言う媒体を通して、如何に物事を観る人に伝えていくのか、製作者のこだわりや能力に
寄るところが大きいのでしょうか?映画でもライブでもTVでも、お金をかければ
よいというものでは無いようです。作る側の熱意と配慮の違い、無料のTV番組で
あっても、一貫したポリシーを持って作成された物は素晴らしいと感じました。
まだの方、是非ご覧下さい!ヾ(°∇°*) オイオイ、ドウヤッテミルンヤ?
2006.9.25 記
< Back
|to Home|
|to Second Impact|
Next >