元から治せよ!


 Guild D−50 のトップが割れた時、最初に行われた修理は、クラックの 上から塗装を施されただけのものでした。クラック部分に裏からパッチ(クリート)を 当てるでなく、単に隙間が塗料で埋められただけ・・・、当然、数日で 再発しました。その後にクレームで再修理をお願いしたら、今度は パテで埋められて、トップのセンターシームが凸凹状態で返ってきました、(~_~;)
しばらくして後、別のお店で再修理していただき、やっとまともに 見られるようになった旨は、以前にヤクザなアコギ道で書きましたが・・・・
預かっていたメリルC−28のトップも同様にクラックが発生、こちらは『魔法使い』と 呼ばれるほど綺麗に仕上がることで有名なりペアーショップにお願いしま した。オーナーさまのご判断でトップの再塗装はせず、クラック部分を 接着しただけでしたが、裏に手を入れるとしっかりとパッチ(クリート)が丁寧に 何箇所も貼り付けてありました。
上辺だけでなく、根本から修理されてるんですね。(^o^)

 QUAD707、音楽を小さい音で聴いてても突然にボツンという音が出て、 右側の出力ヒューズが飛んでしまう不具合が発生、輸入商社 指定のサービスセンターで修理していただきましたが、修理完了後すぐに同様の 故障を再発させ、治っては再修理で自宅とサービスセンターを行ったり来たり・・・・、 壊れたヒューズと出力段のトランジスタを交換するばかりで、 ほぼ2年間修理を続けていました。(~_~メ)
修理業者の方から、スピーカー側にショートがあるのではないかとか、 プリアンプが悪いんじゃないかとか言われ、挙句の果ては海外とはAC電圧が 異なるので出力電流も大きくなるから、ヒューズ容量を上げてみましょう!と まで提案されました。
それまで正常に使えていたものがある時期から故障したので、何かしらの原因が あるのではないかと主張しましたが聞いてもらえず、結局ヒューズ容量を上げる 修理までされましたが、予想通り出力ヒューズは飛びつづけました。(>_<)
さすがに自信のあった修理方法でも完治できなかったので、修理業者の方が 自宅まで来てくださり、ドライバ−基板を左右で入れ替えたところ症状が反転、 今度は左側のヒューズが飛びました。
ドライバー基板自体に異常があるということがわかったのでお持ち帰りになり、 やっと原因を追求していただけました。(;-_-) =3 フゥ
その後3ヶ月以上の間を置いて再発し、今度は有償修理となりましたが、 またまた保障期間内に同様の不具合を再度起こしかけ、その再修理にて ドライバー基板内の温度補償を行ってる半導体部品に不具合があることが 判明、以後は正常に稼動してます・・・・、今度こそ本当に治ったのか?

 上辺だけの修理(対処療法)をしていても、結局は直りません。
根本から原因を取り除かなければダメなんですよね。
皮膚に腫れものができたからと薬を塗ったり、飲んだりで治す・・・・、 たしかに瞬間的には治るのでしょうけど、なぜそうなったのかを追求しない 限り、また繰り返します。また、使った薬の副作用などで、さらに別の弊害が でることもあります。
シックハウス症状や化学物質過敏症の症状なのに、心療内科や精神科に 掛かって、原因不明のままより悪化させてしまうケースも多いようです。
専門家は自分の専門でしかものを見ることが出来ない場合が多くて、 ある意味視野が狭いのでしょうか?
原因を追求できて根本から治せる、グローバルな視野を持ち 信頼できる、リペアーマン、修理業者、医者は、自分の経験と判断で 捜さなければなりません。
信じるものは騙されるですが、騙されてもいいならご紹介しますよ!(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ

2006.9.27 記


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