張りっぱなし
我家においては、アコースティックギターは弦を緩めることなく、壁に掛けて
保存してあります。
現在の保存環境になったのが2001年の暮からですので、そこから
数えても5年、45GEをはじめ、すべてのギターが弦を張りっぱなしです。
サンタクルーズは購入年の95年、96年から、Guild D-50 に至っては、
1975年から、30年以上張りっぱなしですが、特にそれによって
壊れたと思える事はありません。
強いて言えばブリッジ剥がれが起りましたが、それとて張りっぱなしが
本来の原因かどうか、クエッションです。?(゜_。)?(。_゜)?
長いこと張りっぱなしを実施して思う事は、弦の張力以上に気候の
変化の方が効きますね!
湿度が変わればネックが元から起きたり寝たり?( ・_・)ん?
お腹が出たり引っ込むんだり・・・・・"r(^^;) ポリポリヾ(°∇°*)
オイオイ
室内ではそのサポートとして、湿度が多い時期はエアコン掛けっぱなしや、
除湿機の稼動、乾燥期の冬は加湿器運転と、なんとか湿度40〜60%の
範囲に入るように管理してますが、それでも限度を超える時があります。
湿度が80%を超えてしまうような時に、一音程度ちょっとだけ緩めることも
ありますが、べろんべろんまでにはしません。
乾燥し過ぎの環境で、極限まで弦高を下げてる場合など、
普段から弦を張ってないと、ビビってしまってしばらくは使いものにならなくなります。
12弦を張りっぱなしでも弦高が低い方向に変わるのですから、弦の張力より
湿度からの影響の方が、よほど大きいということなんですよね。
ということであれば、湿度管理が十分に出来ない場合は弦を緩めた方が
安全ともいえる訳で、こればかりはユーザーの自己責任において判断せざるを
えないのでしょうね。
まあ、ピアノが弦を張りっぱなしで緩める事はありませんので、ギターも
特に太い弦なんか使わなければ、環境さえ良ければ緩めなくても良いんじゃ
ないかと・・・f(^^;) ヾ(-_-;) オイオイ
さすがに@4000年の歴史国さまからの預かり者である新品の王選築、
Tバーロッドのノーアジャスタブル・ネックということもあり、
ご本人様にお渡しするまでに不具合を発生させるわけには行きませんので、
こちらはレギュラーの1音下げのチューニングで管理させて頂いてます。(^^ゞ
もっとも、張力でネックが反るような事は起こりえないと思えるほど精度良く
丁寧に仕上がってますし、いらぬ心配なのかもしれませんけど、木材の
初期変化によるネック起きを防ぐ意味もございます。(~_~;)
音色については、1音下げてあっても爆音ですけどね。 (◎0◎)!
もう一本お預かりしてる、弦高低めのコリングス:ウィンフィールドのCW、こちらは
亜熱帯地域に分類される、湿度90%、気温30℃を超える、@4000年の
歴史国さまお住まいの地域に連れて行かれるそうなので、事前トレーニングの
意味も含めレギュラーチューニングで他と差別無く張りっぱなしです。
(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ
入れ替わりに修理で帰国するD−18GE、どれくらいフレットが減って、
湿度の影響を受けているか?o(*▼▼*)o ワクワク・・・
2006.10.10 記
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