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 TD521S、我家で愛用してるスイス製のターン・テーブルです。
時流により、もうすでに生産が終了して久しい時間が経過しておりますが、 購入使用者を頑固なまでに見放さない外国製製品ということもあって、 保守部品であるゴムベルトはまだ入手可能らしく、以後も当分は 使用に耐えうるものと変に安心しています。
不思議な物で、定期交換で外した伸びきったゴムベルトも、ケースに入れて 長期保存しておくと縮んできて、また使えるようになったりします。 (~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ

 回転物のオーディオ機器は、まずは機械的加工の精度が出ていないと ダメだと教えてくれた機種でもあります。
まず使ってみて感じた事は、ザワついた感じが無くて音が静かですね。
加工精度とターンテーブルの質量で、回転ムラやカートリッジのスタイラスからの 影響などの外力を無くす、俗に言う重量級ターンテーブルとして 正攻法な作り方がなされてます。"r(^^;) ポリポリ
オーディオだ!の中でも書いてますが、普通なら回ってるターンテーブルを 真横から見ると、端面が多少上下左右に動きますので回ってると認識できるのですが、 こいつは波打つことなく、ターンテーブルが回っているのか止まっているのか区別が つきません。(^^ゞ
強力なトルクを持つサーボモーターの軸にて、直にターンテーブルを低速で回す ダイレクト・ドライブ方式とは異なり、加工精度の高いインナーテーブルと軸受けの 関係、その上に乗せる砲金製7Kgのアウターテーブル、インナーテーブルに ゴムベルトを掛け、それをACシンクロナス・モーターで回転させてますが、 トーンアームを含む これら一式をバネで吊り下げ、ACシンクロナス・モーターが固定される ベース部とはバネを介して機械的につながる、フローティング・ サスペンション構造と呼ばれる方式が採用されています。(?。?") ワカラン
この方式はハウリングに対して強いとか、音の輪郭がボケるとか、音質が おとなしいとかの、評論家による御意見あったようですが、自分の耳で 他の機種と同じ条件下にて聞き比べたことが無いのでわからんです。

 このターンテーブルにSME312と言うトーンアームを付けて、レコード・プレーヤーと しています。当時の選択肢としては、SME3012Rというユニバーサルなカートリッジ ・シェル交換ができるアームも市販されていたのですが、カートリッジをいくつも持っていても、 都度交換してトーンアームを調整するのが面倒くさいし、結局は1つのカートリッジ だけを使うようになってしまうのは目に見えていたので、新製品として世に出たばかりの SME312をチョイスしました。まあ、もう一台のアナログプレーヤーTD126MkVに、 SME3010Rという、3012Rをちょっと短くしたようなアームをつけていたのが、 こちらを選択した理由のひとつだったのかもしれませんけど・・・。f(^^;) ポリポリ
2台合ったレコード・プレーヤーも、結局は1台良いのがあれば、そちらだけ 使うようになって・・・・、TD126MkVは遠方の友人にお願いして引き取って いただきました。

 カートリッジは、お金さえ出せばいくらでも高級で良いものはありますが、どうしても レコード針は消耗品の域を出ませんし、C級サラリーマンのお小遣いでは都度の針交換に ¥50000〜¥100000も払うことは困難です。よって、¥13000で針交換の できる DENON DL−103を昔から愛用しています。
幸いにもNHKさまご用達品の指定もあって、レコード盤がこの世に存在する限りは 簡単には消えてなくなるような製品ではない・・・・・かもしれません。

 以上のそんなこんなが、 ADプレーヤー、機能美とも言えるメカが好き! でご紹介してる我家のレコードプレーヤーの 詳細です。やたらと専門用語を多用してますので、オーディオにご興味の無い方は サッパリわからないかもしれませんけど・・・・m(_ _)m
さらに・・・・(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ
カートリッジからのフォノ信号は、プリアンプC280VのMCヘッドアンプで 受けてます。特に昇圧トランスや専用フォノイコライザーアンプを使用するでもなく、 プリアンプ内蔵のヘッドアンプまかせですが、メーカーが威信を掛けて作った プリアンプだけに、今現在までで不満を感じたことはありません。
もし、もっと良い物を知ってしまうと恐いしぃ〜・・・・・(~_~;)

 何枚有るのか正確にその枚数を数えた事はありませんが、おそらく自分の 残りの人生の中では、お気に入りの盤は何回かは聴くことはあっても、 持っているすべてのLPレコード聴き直す事はないでしょう。
それ以外にもCDやLD、DVDもあるしぃ〜・・・・
少しでも音楽や映画を楽しむ時間を設けることに努力して、むやみに 機器のグレードアップや買い替えに夢中になってもしょうがない・・・、そんなことを思う 歳になってしまいました。
仕事になど行かずに、家でゆっくり音楽を聴いたり、映画を観ていたい!(゜O゜)☆\(^^;)


ということで、本日のタイトルは Player でした。ヾ(-_-;) オイオイ


2006.11.1 記


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