今、ここにある危機


 職場で窓を開けていたら、夕方、刺激のある臭気が漂ってきました。
勤務先は町外れにある工業団地、周囲には田んぼがいっぱいで、農家の方が 稲刈り後の田んぼで野焼きをしてるようです。たまらずに窓を閉めました。(>_<)

 仕事を終えて約10Kmほど離れた自宅に戻ると、前様が伏せってました。
体調が悪くて起きていられないとの事、表に出ると変な臭いがする・・・・・・と。
化学物質過敏症でもある前様は、極わずかの汚染空気でもダウンしてしまいます。 自分の場合は鈍感で、自覚症状が無くて、急激に悪化してポックリ逝くタイプ、 前様は悪化する前に過敏に反応して防御するので、長生きするタイプだとか・・・・ (-_^;) はぁ〜
確かに家の外では、職場に漂っていたのと同じような臭気があり、自分にも わかります。本来は禁止されてる野焼きですが、行う側も取り締まる側も「危険」 という意識が低くて、放置されているのでしょう。野焼きを行ってる農家さんに 直接苦情を申し入れても、トラブルの元になるだけで改善はされません。(~_~;)

 おそらく、この文章をここまで読まれた方も、何でそんなことで?と疑問符が 付く方も多いでしょう。でもそれは、その実際を知識としてご存知無いから だと思います。
シックハウスや化学物質過敏症、あるいはそれらに起因する症状、 自分や家族に症状が出るまでは理解されることはなく,、同じ環境下でも 発症する人とそうでない人があるという個人差、発症してても、別の病気と 勘違いしてたり、診断を受けてもそんなことは無いと認めない方、いろいろで しょうけど、とにかく、誰にでも発症する危険のある最悪の環境を、今現在自分 達で作っているのです。
空気中にある気化した農薬を吸い込めば、薄い毒ガスを吸ってるのと同じであって、 長期にわたって暴露すれば、人体に被害が出るのは推察していただけると 思いますが、その農薬を掛けて育った稲、これを野焼きで燃やせば、自然界には 無いダイオキシンが発生するという理屈はご存知でしょうか?
今やネットの時代、ダイオキシンの生物への影響に付いては各位がパソコンで検索 すればいくらでも出てきますので省略しますが、そんな危険物質を堂々と 発生させてるわけですから始末に終えません。野焼きをしてるということは 大気汚染を促進させてる事と同じなのです。ヾ(>y<;)ノ !!

 昔から、風邪は万病の元と言われてきました。しかしながら、ウイルスによる インフルエンザはあっても、風邪という病気の本質は誰もわかっておりませんし、 風邪に効く薬は実際には存在していません。
人間の免疫力が落ちた時に、呼吸器や粘膜に炎症が起きて、咳が出たり、 熱が出たりすることを風邪と呼ぶなら、その免疫力を低下させる要因を 取り除くことが一番だと考えられます。また、症状からただの風邪だと簡単に 決め付ける前に、免疫力の落ちた理由を考えてみると、極端に寒いとかで 体力の劣化も無いのに風邪をひくって、何かおかしいなと感じませんか?
最初の症状は風邪と同じ・・・・、そんな病気も多いですよね。もしかしたら 風邪は警報とも呼べる症状であって、すべての疾患に共通なのかもしれません。

 今年の夏場前に、発熱と、咳と痰が止まらなくなり医療機関で受診しところ、 農薬ネオニコチノイド中毒と専門医に診断された自分ですが、昨日の 夕方、そのときと同じように心臓の動悸が大きく聴こえてました。おそらく心電図を とれば異常波形となったのでしょう。循環器系統に異常を起こさせるネオニコチノイド系 だと医師より説明がありました。(>_<) 野焼きされてるワラ等にそのような 農薬が使われてたなら、再度頷けます。
もしかしたら地球の環境を今一番破壊してるのは、知識無く農薬を撒いたり 野焼きをする、農業関係の方なのかもしれません。
環境破壊を続けていれば、自分で自分の首を締めてるだけではなく、 トータルでのしっぺ返しが、地球にとっては浄化、人類にとっては天災となって 返って来ます。(~_~メ)
できるところから改善したり、啓蒙活動を進めなくては・・・・(^^ゞ


2006.11.10 記


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