28 おっさんちっく


 D−28のAuthenticが発売になると発表されました。
ハカランダという材料の入手困難性から発売は無いと思っていたのですが、 どこからか材料を入手してきて50本という数量限定で発売されるとの事です。
USAでのリストプライスは$39999、はっきり言って$40000です。ヽ(゜ロ゜;)ノ
99と980とかの数字を使って、少しでも安く見せようとするのは商売における 売り手側の常套手段ですが、この場合はまったく意味をなさないでしょう。(-_-メ)
D−18Autenticが$8000でした。Martin社からディーラーへの卸価格が 定価の40%と勝手に想定すると、それぞれ$16000、$3200になります。
さらに、この半額が工場の製造原価であると仮定して・・・・
作る手間は、AuthenticであるならばD−18もD−28もまったく変わらないで しょうから同じと見て、その差額は
 8000−1600=6400 
サイド&バックがハカランダになることで、あくまでも勝手な想像と計算ですが・・・・、 その材料代での差額が$6400ということになってしまいます。
D−18Autenticのサイド&バック1本分のマホガニーがいくらで購入できるか わかりませんが、ハカランダの場合、それよりも$6400高価であると!ヽ(。_゜)ノ へっ?
$ 1 = ¥120 で換算すると¥768000
原材料費と言うことから考えると、ありえね〜・・・・・!お話ですね。

 ということは、あきらかに市場に対してふっかけてる!
需要と供給のバランスで、これくらい高くても売れるであろう、買ってくれる お金持ち様が神さまであり、お客様である。 お買上げいただきありがとうございました。・・・・・・・って、感じなのでしょうか?。

 はたして売れるかなぁ〜?
なにしろ新品です。楽器として相当に良いとしても、その価格に見合ったまでの、 ヴィンテージものを髣髴とさせるような素晴らしい、魅力的な音ではないでしょう。
熱烈なMartinファンか、D−28ファンならそのような事は度外しても欲しいと 思うのでしょうけど、簡単に払える金額ではないし・・・・・・。
投資対象として考えると、値上がりするにしても売るときには簡単には 売れない、いかんせん高すぎるし、最悪は価格が上がらないこともあり得る。
良くて、換金が大変な貯金代わり程度でしょうか?
かつてD−50DXが$50000の定価で発売された時、処分価格$22000で 新品が売買されたのを目の前で見ています。
D−28Autentic、当初は高いでしょうけど、最終的にはいくらで取引されるか、 興味があるところです。
もう限定製作本数の50本は予約でいっぱいなのかなぁ〜?
自分には買えないけど・・・・・(>_<)
日本では、誰が購入されるんでしょ?
知り合いの方が入手されたら試奏させてもらいましょう!(゜゜;)\(^^;)コラコラ




で、次はD−45Authentic?(^・^;) ??


2007.1.23 記


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