よせばいいのに・・・・
2007.2.21 記 2007.2.22 追記 2007.2.23 追記
基準も何もないので、当初の目安としてアンプの出力メーターをオンに入れ、
音楽ソースをかけながら、それぞれのアンプの針の振れがピーク時で0dBを
指すように、チャンネルデバイダーの出力ボリュームをそれぞれ調整してみました。
プリアンプのボリュームが12時の位置のときに、それぞれのアンプが最大出力、
つまり、パワーアンプとして最も歪率が低い状態になりますが・・・・・。
ボリュームの位置は、両者を比較すると中・高域側が−5〜6dB絞ってあります。
調整後に聴こえてくる音は・・・・、アンプとしてのバランスは良いのでしょうけど、
音としてのバランスは使いものになりません、低域ばかり強くて中・高域が
こもっててハッキリ聴こえてきません。(>_<)
特にプリアンプのボリュームを絞ってくると、JBL4344がミニコンポになったような
情けない音になります。(´ヘ`;)ハァ
まあとりあえずこれを、一つの基準としてスタート地点と考えて、中・高域側を
耳だけを頼りに徐々に上げていきました。
結論として、トータルではA−20の方が−6dBゲインを下げただけで、微調整では
低域側も中・高域側もほぼ同じ位置になり、調整する前と変わりません。(~_~;)
左右のバランスだけはメーターを見ながら同じにすると、0.5dB程度の格差が
生じました。(^。^;) フウ
もしかしたらA−20本体にある−12dBとか−6dBの設定は、自社製品の
組み合わせによりマルチアンプで使われることを想定して、ワンタッチで設定できるように
メーカーで最初から準備・調整してある値なのかもしれませんね。?
さすがです、世界のアキュフェーズ!
LCネットワークの回路図を見ると、マルチウェイにした場合ミッドバスへのコンデンサが
バイパスされ、ノーマルで4ウェイで使われる場合と比較すると、ウーファーとの位相が
逆相になるみたいで、ウーファーだけはまったくスルーになりますが、ミッドバスへの
ネットワークコイルと固定抵抗、可変抵抗=アッテネーターは残されるようです。
なのでパネル面にあるミッドバスのアッテネーターは有効で、ミッドバスの音量調整と
なりますので、音を厚くするために若干プラス側に回してみましたが、290Hzの
クロスオーバー周波数に対してどれほど有効かわかりません。この辺は他のアッテネーターと
合わせて、音楽を聴きながらじっくりと試していく事にしましょう。
しかし・・・・・、いろいろと格闘しても、結果としては調整前とほぼ同じだったとは!(´。`)
ツカレタ・・
自分を信頼して良いのね。┌( ̄0 ̄)┐エヘン
2ウェイの調整でもこれだけ苦労するのですから、3ウェイとか4ウェイとかになると、
収拾がつかなくなりそうです。でも・・・、それでもやってみたいのがマニアの道?ヽ(´o`;
オイオイ!
こんなコラムをアップして・・・いったい何名様が書いてある事を理解されて読むのでしょう?
専門用語だらけだしぃ〜・・・・(^〜^;)ゞ \(`-´メ)コリャ
その後も調整は続き、最終的には、中・高域側の信号をインバート=逆相にしました。
ノーマル接続時とマルチ接続時でウーファーと他のスピーカーユニットが逆相となるのですが、
いままで気にせず正相のままマルチドライブしていました。
試しに高域側をインバートしたところ、こちらの方が低域が強い!、つまり、それまでは
ウーファーとミッドバスが逆相気味で、聴感上で低域の損失があったというこでしょうか?┐(~ー~;)┌ マイッタネ
さらに、パワーに余裕の無いA−20を少しでも楽させようと、高域側の減衰特性を
12dBから18dBのカーブを選択してみました。これもけっこうすっきりして良いです。
上のセレクターならびにアッテネーター位置が最終調整値です。写真も撮りなおして入れ替えました。