イーグルスって・・・
フェアウェル・ツアー ライヴ・フロム・メルボルンのDVDをあらためて観て、
ドン・ヘンリー太ったなぁ〜と思いました。
セクシーボイスによるボーカルも以前ほど伸びやかではないような・・・?
やはりお年の所為なんでしょうかねぇ?
しかしながら、このDVDアルバム、自分にとってはお気に入りの一品です!
往年の名曲の数々ももちろん良いのですが、はじめてこのDVDで聴く曲も
いくつか有って、それらが全部素晴らしい!(^o^)
ただ懐かしいだけの、過去の名声にだけ縋ってないところが良いですよね。
40歳過ぎて再結成して、50歳を超えてさらにまた新曲を出す、すごいぞ
ロック親父達!!!
しかも、ライブステージであの重たいエレキギターを抱えて飛んだり跳ねたり、
普通なら「肩がこってしょうがねえ!」と文句も出そうなお年なのに、今なお青春を
エンジョイしてますよね。
ジョー・ウォルシュの、ギター演奏を全部顔の表情に出す弾きかたも楽しそうですし、
もう一人の核とも呼べるグレン・フレイと、ティモッシー・B・シュミットとによるツインボーカル
の曲なんか背筋がゾワっとしました。
これで、大好きなギタリストでもあるドン・フェルダーが、要所要所でキマった
リードを聴かせてくれたら、もうオシッコちびっちゃいそうだったのですが、
残念ながら脱退してしまって、その夢は適いませんでした。Y(>_<、)Y
まあ、代わりのサポートメンバーも凄腕で、それなりに演奏されてたようですが、
何となく余裕がイマイチ足りないような・・・・、ドン・フェルダーだったら、二カッと
笑ってこなすところを一生懸命弾いてるみたいで、それはそれでいいのですが
イーグルスじゃなかった・・・・・って、感じでしょうか。(;-_-) =3
そもそも自分がイーグルスを初めて聴いたのは、かの名曲『ホテル・カリフォルニア』が
リアルタイムでヒットした時からですが、ラジオやレコード屋の店頭で流れるイントロの
12弦部分だけでぶっ飛びました!なんちゅう〜魅力的で色っぽいイントロや!!!!!
そのあとはドン・ヘンリーの官能的なボーカルが続き、メンバーによる対旋律ハーモニー
のコーラス、さらにはエレクトリックとアコースティックサウンドで緩急を付け、
エンディングはもうイッちゃいそうなリードギターの掛け合い・・・・・、まさに
完璧なセクシーサウンド、見事にノックアウトされました。……(o_ _)o パタッ
さっそく大ヒットアルバムを購入したのは言うまでも有りません。
アルバイト先の本屋さんで、イーグルス関連の本を見つけては購入、彼らについて
ちょっとだけ知ることができました。
当時は貧乏学生だった事もあり、その後に『イーグルス・グレーテスト・ヒット』という、
それ以前のヒット曲を集めたLPを購入してお茶を濁しておりましたが、そのアルバムの
中でも『魔女のささやき』と『呪われた夜』は感動もので、気に入って何回も何回も
聴いてました。(^^ゞ
そして彼らも解散して・・・・・・約10年の時が過ぎ・・・・・・・MTVという海外のT
V番組で、復活再結成を遂げたライブが開催されたとの情報が、そしてその様子が
衛星放送で放映され、さらにレーザーディスクになって発売される・・・・と聞けば、
どうしても買ってみたくもなります。
『ヘル・フリーゼズ・オーバー』そんなタイトルのついたレーザーを喜び勇んで
買って帰りさっそく視聴・・・・といっても、衛星放送で放映された物とまったく
同じでもあるんですけどね(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ
大ヒット曲でもある名曲『ホテル・カリフォルニア』を1曲目に持ってくるところが
彼らのケチケチしない凄さで、さらに今回はなんとその曲をガット・ギター
2本のアレンジに変更、完全にアコースティックバージョン・・・・ベースは
エレクトリック・ベースでしたが・・・・・による演奏でした。
ライブが進むにつれてエレクトリック色が徐々に強まり、アコーっスティック楽器は
途中から消え去りますが、このあたりが、バーニー・レドンからドン・フェルダー&
ジョー・ウォルシュへとメンバー変更した影響でもあるんでしょうね。
べーシストも結成メンバーだったランディ・マイズナーからティモッシー・B・シュミット
に代わりましたが、どちらもテナーボイスでべーシストというところが面白いですね。
最近になって、結成時のオリジナルメンバーによる彼らの演奏映像を入手する
機会があり、飽きずに何度も観てますが、こちらもまた味があって良いです。
とにかく、専属ギタリストであったドン・フェルダー以外が全員ボーカルという、
スーパーグループでもあったんですね。
ドン・フェルダーさんも1曲だけ歌ってるようですが、氏のギター演奏と比較すると
そのボーカルはおまけ演奏みたいな物でしょうか。(-_-;)
旧メンバーによる再結成ライブも、観られる物なら是非観てみたいものです。(^^ゞ
2007.6.1 記
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