隣県の知事選挙ですが・・・


 まさかここで政治や選挙について書く事があろうとは夢にも思いません でしたが・・・・(~_~;)
2007年7月5日現在、現職で群馬県知事の役職に着いてる方は、けっこう 変わり者らしいです。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』からの出展 でも、それは如何程かうかがい知る事が出来ます。

 政策や言動などの細かい事には興味ありませんが、全国に先駆けて、農薬の空中散布を 知事からの要請事項として、群馬県内で自粛させたのはこの知事さんであり、 その効果が出てきたのか、いつも面倒を観ていただいてるシックハウスや 化学物質過敏症の治療の 専門医へ受診しに行っても、以前のように野戦病院であるかのごとく平日の待合室が 大混雑してる事がなくなってきました。
これは、確実に体調不良に陥る患者が減っているという事実ではないかと思ってます。
自分の住んでいる場所は群馬県ではありませんが、群馬県からは畑や 田んぼを介して近距離でつながってる地域であり、そこで農薬を空中散布されれば、 その気化したガスが当然のごとく生活圏に流れてきます。
隣の県での空中散布を止めただけで、化学物質過敏症でもある前様の 体調も随分回復してきました。誠にありがたい知事の英断であったと 諸手をあげて賛成できる事柄です。
しかも、その考えうる反動として、農薬を空中散布しなかった影響による、農業的な 被害の発生などの話、現時点において聞いておりません。つまり、空中散布で 農薬を撒かなくても、農業への影響はないものと考えられます。

 しかしながら、農薬を売る立場の方達や、農薬の散布を奨励する方達にとって この農薬の空中散布自粛要請は大変に困ったことらしく、知事選挙において 現職を蹴落とそうという動きを画策してるようです。
農業関係に大票田をもつ日本の某政党も、そんな利権がらみの要請からか、 今回は現職を公認せず、新人の対立候補側を支持する形で公認しました。
立候補の状況から見て、事実上はこの二人の一騎打ちになるでしょうけど、 もし対立候補が知事選で勝利すれば、また農薬の空中散布が始まり、 原因不明で体調不良に陥る人たちが増えてくるのも目に見えてます。
喘息やアトピーの患者さんたちも症状が悪化したり、その数増えてくるのも予想 されますし、 専門医の野戦病院状態も復活してしまいます。
また、専門医により適正な診断がなされて正しい治療が受けられれば改善する こともあるでしょうけど、現代の環境病であり、医学界でもまだ未知の領域ゆえに、 正しく診断できる医師もほとんどおらず、旧態依然としたマニュアル遵守による 対処両方ではより悪化してしまったり、的外れ手術まで行われる危険性も あります。

 政治政党としては、本来ならばそこにすむ住民の事を考慮し、調査した上で 進むべき道を選択しなければならないのに、 それを無視して利権だけのために公認として対立候補支持に寝返ってます。
このような政党による組織票に対抗するには、 浮動票を確保して投票率を上げるしかありません。
個人の自由意志による選挙ですから、誰々に一票をお願いしますと野暮は申しませんが、 政治に関心の無い方でも、これらの状況をご理解の上、棄権せずに投票日には、 是非ご自分が少しでも指示できると思われる方に投票していただきたく、切に 願いながらこのコラムを記してます。m(_ _)m

残念ながら自分達は隣の県の住民なので、投票権がありません。(-_-;)


2007.7.5 記


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