ソフト過多


 最近、CDにしろDVDにしろ、ソフトを購入し過ぎてるように感じてます。
別にこれは音楽ソフトや映像ソフトに限らず、本であっても同じですよね。
買うだけで、本を読まないで積んでおく状態を読書に例えて『積ん読』と呼ぶそうですが、 ラックや棚の中も、見ていないDVDや聞いていないCDで溢れてます。
また、観た、聴いたも一回だけで、繰り返し楽しむものは少なくなっていませんか?
一回聴いた、観ただけでそのまま棚に入り、以後2度と日の目を見ないソフトというのも 皆様多いのでは無いでしょうか。(~_~;)

 まあ、一回でも再生されれば、ソフトとしてはそれで役割を果たした・・・・とも取れますが、 その販売価格等を考えれば、非常に高価な一時の贅沢であるとも言えます。
まあ映画館で観れば、一人あたり¥1800で1回しか観られませんが、そのDVDを 2人以上で、ホームシアターになっている自宅で観る事を想定すれば、ソフトを購入しても まだ安いような気がしますけどね。
比べると、ストーリーのある映画と違って、何回でもその感動を聴感上で楽しめるCD、 ソフトとしてはこちらの方が割高ですよね。映像が無い割には、その販売価格はDVDと 変わりませんし、物によってはDVDよりも高価で売られてるものも多くあります。
また外国映画のDVDは古くなると¥1000を切る価格で販売されますが、CDにおいては ほとんどそれはありません。日本国内の再販制度ゆえに、国内盤は高値を維持したままで 売られています。
また、DVDは最新のデジタル技術により次世代へと進歩してるようですが、CDに至っては そんな技術を持ちながら、まだ昔の古い音のまま、単純にデジタル信号化されたソフトが 幅を利かせています。
自宅にあるCDソフト、音の良いものもあればあれば、ろくでもない音質のものも有ります。
しかしながら、音が悪いからと返品を受け付けてくれないのも音楽ソフト、もういい加減に 何とかならないものでしょうかねぇ?
中古で売り払っても、一枚あたり¥10にしかなりませんし・・・・Y(>_<、)Y

 とりあえず、五味御大のお言葉通りに、「名盤は100枚もあれば良い!」にして、すっきり したいのですが、そこは凡人ゆえ、なかなか踏ん切りが付けられません。(^^;)ゞ イヤー

 いつも思うのですが、評論家諸氏が山のようにCD等を積んだリスニングルームでの 雑誌の写真などを見て、彼らはそのCDを何回くらい聴いてるのだろう、聴いていない CDはどれくらいあるのだろう?・・・と疑問を抱くのは、私くらいなのでしょうか???


2007.11.28 記


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