毒入り花粉


 2ヶ月ぶりに前様と夫婦で、その道の専門医を受診してきました。
自分達の前に診察室から出てきた小さいお子さん連れのお母さん、 「死にそうになってから連れてくるんじゃねえ!」と専門医から どやしつけられてました。!Σ(▼□▼メ)
お子さんが不調になった原因は保育園で○○○ジュースを飲んだことによると 思われるとの事、果汁の果皮にネオニコチノイドが含まれていて、それで心筋を コントロールする神経がおかしくなってしまったのでしょう。
前日に妹さんも受診されていたとかで、「何で一緒に連れてこなかったのか・・・」 と専門医、嘆いておられました。
自分達の診察になっても専門医の興奮は冷め遣らず、 「脈拍が180もあって心電図だってこんなふうにめちゃくちゃなんだぜ!」と まくし立てる。たしかに音声波形のようなまったく統一性のない測定データー、 「これじゃ救急病院に運ばれたって死んでしまう、小さい子供が・・・・・・、 こうなる前に連れてこなけりゃ駄目なんだ!!!」とやり場の無い憤りを ぶつけて来ました。(-_-#) ピクピク

 とりあえず自分は前回の血液検査の結果を尋ね、血圧測定後に 再度血液検査のために採血へ。
その間に、ここのところ咳込む事が止まらない前様が診察を受け、 専門医の診断を仰ぐと、原因は花粉であると!
しかし・・・・・・・彼女は花粉症持ちではない。
では、なぜ???

 自分達の住む田舎では、松くい虫の駆除で過去6年間、 有機リンやネオニコチノイド系農薬を主成分とする殺虫剤が 山林に撒き続けられてるとの事。そして撒かれた農薬は 木の根っこから吸い上げられ、←ココがポイント! 今やネオニコチノイドが花粉の中に含まれているとの 結果が確認できたと説明されました。
人間が山に撒いた農薬が、花粉に込められてまた人間界へそのまま戻されている!
自然界からのお返しとも取れる、食物連鎖的なリターン作業です。
花粉症だけだったら、目に出たり、くしゃみや鼻水となりますが、 その中にネオニコチノイド系の農薬が含まれてるなら・・・・、 化学物質過敏症の患者や、一度でも農薬中毒を経験したことのある人には 堪ったものじゃありません。
これが、ここのところの咳が止まらない原因だったんですね。

 花粉の飛翔はこれからが本番、空気清浄機を用意して予防してないと、 ただの花粉症だけじゃすまなくなりそうですね。
また、気温15度以上で空中散布されて地面に落ちた農薬は気化を始めるので、 さらにそれを吸い込んで症状が悪化する危険性が増えて行くのは確かです。
隣県や地元の山林の杉林からでる花粉、風が強く吹くと都内まで飛んでいきます。
花粉症の症状の他に咳き込むようなことがあったら、ただの花粉では ありませんのでご注意ください・・・・・・・・・って、このコラムで言われてもね〜。(-_^;) はぁ〜 ??

2008.3.2 記


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