散毒の案内


 春酣(たけなわ)の木の芽時ではありますが、公然と私達の生活圏の空気を汚される 悲惨な季節にもなってきました。(T△T)
↓こんなチラシが、息子の通う小学校から配布されたのです。


 もっとも・・・・、以前ならこのような連絡さえも無く、子供達の登下校など無視して 勝手に散布してしてたのですが、前様が地元のJAに訴えかけ、やっと事前に 学校関連へ通達するようになった!・・・・・という結果でもあるのです。(~_~;)

 人間はどこまで生活に必要な、地球の大気を汚せば気が済むのでしょうか?
このチラシを読む限り、直接、農薬が人体にふり掛かってなければ何の影響も無いように 思わせます。 野菜に着いた農薬もよく洗って食べれば大丈夫みたいな・・・・(>_<)
それ故に、散布してる一時だけに注意すれば大丈夫である印象を与えてますが、とんでも ありません。
これらの薬剤は、直接、虫や菌に付着して効果を発生するだけでなく、散布された地域に 置いて、気化することによって一定期間は効用がある薬剤なのです。
少量や短時間では、人に対しては影響の少ない、 サリンと同じ種類の毒ガスの 薄いやつでもあるのです。

・・・が、慢性的に、長期間において累積として大量に吸い込めば、人間であってもじわじわと 効いてきます。
抵抗力の無い子供達では尚更の事!
死亡や急性中毒には至らなくても、慢性中毒としてあらゆる 神経系統を侵します。
その結果は、原因不明の不定愁訴の塊となって症状が現れてきます。
イライラして凶暴になったり、ひきこもって不登校となるのもそんな発端からでしょう。
躁鬱の躁状態になって落ち着きの無い子供となり学級崩壊も起こりえると 考えられてます。
人に対する毒は、消化器系から取り入れるよりも、空気として肺から直接血液内に取り込む、 呼吸器系からの吸収の方がより悪影響があります。中間に腎臓や肝臓もありませんから、 脳の毛細血管から直接脳細胞へも作用します。

 通常は1000倍に希釈して散布する事が推奨されている薬剤ですが、なぜか、ラジコン ヘリコプターによる空中散布では、その薬剤タンクの容量が小さいことから、わずか8倍の 高濃度で散布する事が了承されているのです。

そして、散布された後に気化して、その周辺に 高濃度の毒ガスとして漂っています。

気温の上昇に伴い気化率も急激に上昇 します。

 朝5時30分から散布を開始して6時に終了したとしても、息子は7時には登校のために 出かけます。
そんな 毒ガスが充満してる田畑地帯を通って通学しなければならない のです。

これは行政が認めている環境破壊公害と言えないでしょうか?
いまのところ親としては、車で送り迎えしてあげることぐらいしか守ってあげる事が出来ません。(~_~;)


2008.4.18 記


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