問診表


 勤務先において健康診断が実施される時期になりましたが、事前に 配られる問診表の内容、十年一律のごとく、本当にこれで何かわかるの? って感じの、どうでも良いような内容しか記載がありません。(~_~;)

せめて下記に記載した項目くらいは尋ねて欲しいですよね。

 こちらは、ご自分が普段の健常な時と比較して、今現在でどれくらい該当する項目が あるかの問診です。
正常なら全体でも10個以下、該当が多いほど、シックハウス症候群などの 現代病に罹患してる可能性が高いと言われてます。
A〜Dのどの項目群に該当が集中するかで、その進行や傾向も判断できます。
よろしかったらお試しください。(^^ゞ


A01. よく頭痛がする
A02. 肩がこる
A03. 微熱がある
A04. 視力が落ちてきた
A05. 目がチカチカする、対向車のライトが眩しい
A06. 目が疲れやすく、涙が出やすい
A07. 物を見るときピントを合わせにくい
A08. 車酔いしやすくなった
A09. 手足が冷えやすい
A10. 時々お腹が痛い
A11. よく下痢や便秘をする
A12. 吐き気がし、吐いたことがある
A13. 胸が痛い、痰が出る
A14. よく関節痛があるという
A15. 手足や体に汗をかきやすい
A16. 頻尿、おしっこを漏らしやすい
A17. よだれが出やすい、又は口が渇く
A18. 心臓がドキドキ(動悸)する、不整脈、除脈
A19. 物音や人の話が聞こえにくい
A20. 臭覚がない、鈍い
A21. ヒューヒューいう、呼吸困難

B22. 体がだるい
B23. 手先がふるえる
B24. 手足がピクピクする
B25. よく足がつる
B26. 手や足がしびれる、筋力が低下した
B27. 筋肉痛がある、腰痛がある
B28. 奥歯をかみ締める、歯ぎしりをする

C29. 寝つきが悪い、眠れない
C30. 睡眠からさめたとき目覚めが悪く、気分が沈む
C31. イライラ、怒りっぽい、神経質になった
C32. 物忘れしやすい
C33. いやな夢をみる
C34. 明け方目が覚める、度々目が覚めて熟睡できない
C35. いつも眠気がある
C36. めまい、立ちくらみがする
C37. 手先が不器用になった
C38. 無欲、抑うつ(服がほしくない、遊びに行きたくない)
C39. 集中力の低下
C40. 記憶力の低下
C41. 運動失調、階段を降りるのが下手になった
C42. 整理整頓が出来なくなった
C43. 絵や字が書けない、字がへたになった
C44. 良くしゃべれない、意図しないことをしゃべってしまう
C45. 計算が出来ない、数学の成績が落ちた

D46. 風邪をひきやすい
D47. 風邪をひくとなおりにくい
D48. アレルギー性皮膚炎、喘息がある
D49. よく皮膚病にかかる
D50. ヘルペスやたむしになりやすい

A:ムスカリン様作用
B:ニコチン様作用
C:中枢神経への影響
D:免疫異常




◆ムスカリン様作用
アセチルコリン(ACh)による副交感神経節後線維刺激作用をムスカリン様作用という。
心拍数減少、末梢血管拡張、腸蠕動亢進、気管や子宮収縮、腺分泌亢進、縮瞳、眼圧低下などの症状を呈する。
救急領域では有機リン中毒などでみられる。 硫酸アトロピンはこれと選択的に拮抗する。
アセチルコリンを伝達物質とする末梢神経は、副交感神経節後線維、自律神経節前線維、運動神経の3種類あるが、それぞれのレセプターは異なる。

ムスカリンは、副交感神経節後線維のレセプターと反応するが他の2種類とは反応しない。

◆ニコチン様作用
一方、ニコチンは自律神経節前神経、運動神経のレセプターと反応するが副交感神経節後線維とは反応せず、このニコチンで反応するコリン作動効果をニコチン様作用という。


AならびにBに項目が多い場合は初期症状、一般に言う中毒症状が考えられる。
CおよびDにまで該当が多い場合は、より重症化した過敏症にまで及んでいる危険性が高い。
A,Bが少なくてC,Dが多いなら、違う系統の疾患があるという事なのでしょうね。


2008.4.30 記


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