こっそりと・・・


 知らず知らずのうちに、厚生労働省から報道発表されてた5年前の資料

   http://www.mhlw.go.jp/houdou/2003/08/h0808-1.html

 鼻炎薬として我が家で購入してた薬品もリストに入ってました。
何年か前に生産中止で入手できなくなったのですが、こんな理由があったんですね。
マスコミでもまったく話題に上らず、黙ってこっそり処理されてたような感じです。
表沙汰にしないように、製薬会社との間で何か取引でもあったんでしょうかねぇ〜?
なんか、この手の話題はいつもコソコソしてる気がしてならないのです。<(~-~;)ヾ(-_-;) オイオイ

 ドラッグストアーや薬局で普通に市販されてる薬剤ですから、どなたでも入手できます。
実際には化学物質障害でも、風邪の類似症状が出た場合には風邪と思い込み、 市販の飲み薬を購入されて親子や家族で飲まれてる方も多いでしょう。
とんでもない落とし穴ですよね。

 ところでこの報道発表、よく読んでみるとおかしいと思えるところがあちこちにあります。
例えば、下記の茶色の文字が引用文ですが・・・・・・。


 米国食品医薬品庁は、「PPAが出血性脳卒中のリスクを増大させる」として、 平成12年11月に、製薬企業に対し、PPAを含有する医薬品の米国内における 自主的な販売中止を要請した。

と少なくても、USAでは販売が中止されてるものが・・・・

 我が国においても、これらを受けて、平成12年11月に、次の理由により、直ちに 、当該製品の販売を中止する必要はないものの、心臓病の人や脳出血の既往が ある人等は使用しないよう注意喚起し、適正使用の徹底を行った。

 と、このように、メーカー側の利益を守るような動きしかしていません。【・_・?】ナンデ
国としては、国民の健康を優先には考えてないのでしょうか。?

 万事がこんな調子ですから、『国が認めた安全な農薬であり、正しい使い方をすれば、 健康に被害を及ぼす恐れはない』なんて、信じられる訳ないですよね。


 しかも、さらに・・・

 しかしながら、最近に至り、PPAを含有する一般用医薬品による脳出血等の 副作用症例が4例報告された。これらの症例を含め・・・中略・・・。 その多くが、用法・用量の範囲を超えた服用又は禁忌 とされている高血圧症 患者への使用による症例である。
 なお、これらの症例は、いずれも回復又は軽快している。


 普通、血圧が高くなけりゃ脳出血だって起こさないって、わからないのかな?
通常血圧で脳出血起こすのは、相当な年寄りか、外部からの衝撃以外は あり得ないでしょう。
注意書きに書いてあるから、血圧の高い人はこれらの薬を飲まないって 決め付けてるのでしょうかねぇ?
無責任にも程があるような表現だと思えませんか。
最後の一行にしても、『安全だ!』と言いたいが為に、付け加えた文章で あるとしか思えてなりません。


2008.7.25 記


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