真相は?
吉田拓郎氏の初期のアルバム、『たくろう おん・すてーじ・第二集』、なぜか
このアルバム作品はCDになっていません。
忘れた頃に聞きたくなる曲も多いので、自分で楽しむためにCD−R化しようと、
デジタルレコーダーに取り込む作業を開始してLPの音を聴いてましたが、かなり生々しい
サウンドで、すぐそこのステージで演奏してるかのようです。
今は無くなってしまったエレックレコード、お偉いさんが会社のお金を持ち逃げして
倒産したとか聞いたような気がしますが、真偽のほどはわかりません。
『元気です』以降はSONY傘下のオデッセーレーベルに変わってますし、その後は自ら設立の
フォーライフですからね。
素人同然のようなエレックレコードの音、自分としては好きです。
確かに歪んでしまった音源や、マイクオフになった状態を、商品として市場に出す事には
賛否両論あるかもしれませんけど、その素人っぽい素な音がけっこういけるんです。
下手にリバーブを掛けすぎてたり、変にイコライジングしてないギターの音、良いですよね。
まあ、今のようなアコースティックギター用のピックアップが なかった時代で、本人も
マグネチック方式のエレキのようなピックアップを装着して、かのJ−45を奏でられてる
ようですけど・・・・・。
初期のよしだたくろうが存分に楽しめるアルバムではありますが・・・・・、
最後の曲、2枚目のB面がこれ1曲で約25分にわたって収録されてる『人間なんて』、
これはボツとしか思えません。
当時の、『嗚呼・・・・青春』という熱狂は伝わってきますが、音的にも、楽曲的にも、
ただ騒いでいるだけって感じはぬぐえないのです。
なんか、一旦終わってからまた復活するゾンビみたいな演奏も好きになれませんし、
いつ演奏が終わってるのかさえわからない。
このアルバムを買ってから、最後の『人間なんて』は最初に一回、途中まで聞いたきりです。
これじゃあ吉田拓郎さんとしても、CDとして再販することを許可しないわけですよね。
とここまでを、某所の日記でアップしたところ、友人のS様から下記のコメントをいただきました。
「と云うより、このアルバム自体が拓郎の許可を得てないんじゃ?」
う〜む・・・・、そういえば昔そんな話題も聞いたことがあったような・・・・(-_-)ゞポリポリ
もしそうだとしたら、演奏者本人の承諾がないまま、レコード会社から勝手に世に出された
本人のソロアルバムである!・・・・・って、それも凄いことだと思いますが、実際のところは、
どうなんでしょうかねぇ・・・・・・、だからCDにもならなかった?
どなたか真相をご存じないでしょうか? ヽ(゜Q。)ノ?
2008.9.29 記
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