変化の時


 自分の人生、そろそろ最終コーナーに差し掛かりつつあります。
最終コーナーを回ったら、おそらく定年退職してますから、金銭的にも余裕はないでしょう。
そろそろ、いろいろなものの整理を始めないといけませんね。
いくらお金を掛けて集めた品物であっても、死んでいくときには何も持って行けません。 また、残ってて争いの種になったり、存在そのものが迷惑なものもあるでしょう。
子孫に譲ろう、受け継がせようなどと、勝手なわがままは考えず、自分の代が 終わる頃には、すべてを放棄しても問題がないようにしておきたいものです。

 まあそんなわけで、手持ちの楽器やオーディオ装置の見直しも必要になってきました。
家族と相談した結果、とりあえず稼働率の低いベーゼンドルファーを手放そうかと思います。
頻繁にライブが開催できるならあっても良い楽器ですが、年に一回有るか無いかでは 楽器がかわいそうに感じます。また、娘以外はピアノが弾けないし、その娘も 普段から弾いてるわけでも、気に入ってるわけでもなさそうなので、欲しい方のところへ 嫁ぎに出しましょう。

 それからオーディオ装置、メインスピーカーをJBL4344にしてシステムを組み、 あれこれ20年くらい経過してます。
アンプ類も電化製品ですから徐々に消耗はしてるでしょう。
また、普段聴いてるのは圧倒的にTANNOYのSTIRLINGの方が多いですし、その 音色にはまったく不満を感じてません。もしかしたら、自分自身がTANNOYの 音色の方が好きなんじゃないかと思うようにもなりました。
もしそうであれば、38cmの同軸2ウェイにして、じっくり聴きたい気もします。
今現在、JBL4344はチャンネルデバイダーを入れてマルチアンプ駆動してますが、 いまいちパワーアンプのパワーが足りないのか、あるいはメーカーとの相性なのか、 自分の思うような思う音で鳴ってはくれてません。

 なので・・・・オーディオシステムについても、パワーアンプ、スピーカーの入れ替えを 含めて、再考していきたいと思います。
かの五味御大、大して出力の大きくない、QUADの真空管のパワーアンプだけで、 伝説のオートグラフを鳴らしきっておられたのでしょうから、TANNOYの同軸2ウェイなら、 マルチアンプはいらないのかもしれません。?


2008.12.1 記


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