十人十色
『ダークナイト』というバットマンの映画をDVDで観ました。
加齢と共に脳みその回転が劣化してきたのもあって、DVDを3回観て
やっと内容を理解できたような気がします。
3つくらいの関連ストーリーが同時進行してて、それが数分で入れ替えてシーン
表現されたりと、考えなくボケっと観てたんじゃわかりましぇ〜ん。
場面によっては、繰り返したり、コマ送りしてみてやっとわかるところもあったりして、
映画館で一回観てすべてを理解できるような単純明快な作品じゃないですね。
ICAMカメラによる映像はたしかに鮮明で美しいのですが、152分の
長尺ものなので、観るにあたって体力&知力&集中力の勝負って感じの
作品でした。(;´・`)> ふぅ
私見として自分のレビューを述べるならば、この他のバットマンシリーズを含めて・・・・って、
前作のバットマン・ビギンズの続きに当たるのが本作品ですが・・・・最高の作品だと
思えました。
比較すると、本作と前作以外のバットマンは、子供だましでペケって感じさえします。
ところで、この作品をご覧になった他の方たちは、どのような感想や印象を
持ったのだろうかというところが気になって、amazonでのカスタマーレビューを
覗いてみました。
概ね評価は高く、星が4もしくは5個の方が多いのですが、中には1個という方も
5人、2個の方も2人ほどいらっしゃいました。
天邪鬼な性格の自分としては、そんな低評価のご意見も拝聴したくなり、読んで
みましたが、十人十色とはよく言ったもので、そこでは「カメラワークが悪すぎて、
何をやってるかわからない」「バットマン史上最低の映画」なんてご意見も
ございました。
同じ作品を観ても、その感じ方はまったく違うものなんですね。(-_-)ゞ゛ウーム
そしてその低評価の内容なのですが、共通して見えるところに、『その方にとって
バットマン映画はこうあるべきであって、それに即してないからボツだ!』という考え方や
ご意見が大半を占めてるようです。
つまり、自分の中に大いなるこだわりがあって、それを満たしてないからダメという一種の執着心
なのでしょうか、そちらの方が強くて拒否反応を示してる感じです。
こうなると、映画への客観的なレビューではなくて、感情的な否定でしかありませんから、
言い換えれば『この作風は嫌いだ!』と、評価ではなくて、好き嫌いという、意見以前の
個人的な好みを表してるに過ぎません。
『私の好みではないのでボツです!』と書けば良いところを、自分が絶対的に正しいと
思い込んでるところもあるから、『史上最低の映画』なんて表現になってしまうんでしょうね。
これは感情的な思い込みでしかなくて、客観的な評価ではありません。
そして・・・・このような考え方をしてる方達とは、議論ができないのも世の常です。
意見を述べてるのに、彼らの言い分は『言い方が悪い』『私は正しい』になってしまって、
平行線のまま何も噛み合わなくなってしまう場合がほとんどです。
まあ、それも意見といえば意見になるのかもしれませんけど、発展性は存在しません。
『こだわり』という執着心、捨てないと本当の意見交換は臨めないんですけどね。
う〜む・・・・今日は書いていて難しいぞ!
何が言いたいんだ > 自分。
まあ、こんなことを書いてるのですから、普通ではないことは確かなのでしょうね。(f^^) ボリボリ
2008.12.19 記
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