具体的に


 これまでに、界面活性剤が「悪い」「悪い」と書いてきましたが、では一体どのように、 自分の体へ影響してるのかとお伝えするなら・・・・。

 まず皮膚からの吸収ですが、こちらは明白に出る症状として、台所用合成洗剤を 使って手を洗えば、指先がささくれ立ったり荒れたります。
主夫として毎日の皿洗いは欠かせませんが、合成洗剤を使わなくなって、 手や指先が荒れることがなくなりました。

 次は呼吸からの影響ですが、自宅では洗濯洗剤に合成洗剤を使わなく なって久しく、試験的にも今後使うようなことはあり得ませんので、外出して、 電車に乗ったり宿泊したりした時に気化した界面活性剤を吸い込むことが多くあり、 そんな状況での症状を記すことにします。
先日も前様と二人で電車に乗ってお出かけして、都内のホテルに泊まって、 合成洗剤や柔軟仕上げ剤から気化する界面活性剤を吸い込んでしまいました。
電車に乗ると、柔軟仕上げ剤の刺激臭が漂ってきます。ホームを歩いても、 その匂いを発する人の近くを通っただけで、半径5m以内にその匂いの 発生源があるかどうかわかるほどです。
そんな気化した界面活性剤を肺から取り込むと・・・・

 過敏症気味の前様は、即効で視神経に影響が出てしまい、まぶたが下がって 目が開けられなくなります。同時に脳神経に霞がかかり、思考停止状態となって 物事が考えられなくなります、さらに血圧の低下が伴って動けなくなりますので、 生きる屍状態で停止します。
自分の場合は、即効でこのような症状は出ませんが、あとからじわじわ来ます。
まず、ぐっすり眠れません、前様も聴覚過敏になって、音が刺激となって聞こえて くるので、眠いのに眠れなくなるそうです。体調が悪いときは眠ることもできないって 、その見本みたいな状態です。寝てもすぐに目が覚めてしまいます。
ホテルで寝ていて、突然に花粉症の症状が出てしまいました。シーツや布団カバーが 合成洗剤で洗ってある影響でしょう、徐々にその臭気がきつく感じられるように なって行き、明け方には『臭い』という感覚ですから、たしかに神経として過敏に なってるような感じがわかります。
次に、体のあちこちで筋肉痛のような症状が出てきます、特に運動したわけでも 無いのに、各筋肉の付け根が痛みを感じてます。ストレッチでもしようものなら、 あちこちがバキボキいうような状態になります。

 丸一日以上外出していたわけではなく、時間にして約18時間程度のお出かけで、 実際に満員電車に乗っていた時間、宿泊してた時間は10時間前後ですが、それでも 相当なダメージを受けてます。普段の生活から除外してる界面活性剤が、たまに体に入ってきて これですから、毎日こんなダメージを受けてるとしたら、どうなってしまうのでしょう?
たぶん、多くの方はマスキングされていて気付かないし、上記のような症状は 出ていないでしょうけど・・・・。
また、そんな悪影響があるなんて、微塵も感じてないのが実際かと思います。
しかし・・・・、コップの水があふれるように、花粉症と同じで、ある日突然に出てくるんです。
しかも、それまでに蓄積されてきた分量が多ければ多いほど、症状も重症となって 突然に現れてきます。腰痛や四十、五十肩なんてのはその一環での予報かもしれません。
クリーンな生活をしていると、たった1日でもこれほどのダメージを受けるのですから、 日々、そんな界面活性剤の毒を肺から取り込んでたら、コップの水があふれたとき、 思いもよらない重篤な症状が襲って来るのか予想も付きません、環境ホルモンの 影響として、細胞のDNAが突然変異を起こしていて、すでに悪性の癌にまで進行してる 危険性があるかもしれませんよ。


2009.3.9 記


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