マニュアル通りなら


 関西地区で新型インフルエンザの感染&発病者が見つかって、連日大騒ぎが続いてますが・・・・
半年もすればニュースにもならないのでしょう。

 学校の休校や、イベント中止などの行政が取る対応は、毒性の高い、鳥インフルエンザの 感染防止マニュアルに従ったものなのでしょうか。

 なぜか皆さん、マニュアルがお好きみたいです。(私は嫌いですけど・・・・)

 マニュアルがあると、自分で判断したり、考えなくて良いから安心するのでしょうか?




 やはり・・・・、 信じるものは騙される!




 そもそも・・・・・完璧なマニュアルなんて存在する事はありません。
例外のない事例はありませんから・・・・、すべてが想定通りに行くはずはないのです。

 また、そんなマニュアルを作ろうとしてる方達の意識の差も、非常に大きいのです。

 お役所仕事的に、しかたなくマニュアルを作る場合と、誠心誠意を込めて、あらゆる場合を 想定して作ったマニュアルでは、その効用に歴然とした差が出てきます。
前者は形だけのマニュアルですね。

 感染防止という観点からだけ見れば、すべてを閉鎖して人の流れを立てば、その確立は わずかでも上がります。
だからそのパーセンテージを稼ぐという意味だけで、保育園等を休園としたりもするのです。
共働きでお仕事に行く都合上、そこにお子さんを預けている医師や看護士も多いというのに・・・・・、そんなことは考えてません。


 また、マスクの効用、実際にはどれくらいあるのでしょう?

 インフルエンザのウイルスは大きいので、マスクの繊維の隙間を通過しないと思ってるのでしょうか?
またマスクを装着してたところで、それがカバーするのは口と鼻だけですから、直接外気にさらされてる 粘膜でもある眼球の防護はまったくありません。

 マスクをしてインフルエンザの感染が抑えられるなら、そんな楽なことはありませんよね。
ただの気休めに過ぎないと思います。
マスクの装着で何パーセントくらい感染率が下がるのか、その数値さえ出てきませんしね。

 高校生をはじめとした子供達に感染が広がってるのは、学校という悪環境に通ってるからです。
現在の学校、多くはシックスクールといってもいいでしょう。
床に塗られたリン酸エステル入りのワックスの影響で、子供達の免疫力は極端に低下しています。
高校生くらいになると、その累積でコップの水が溢れてしまって、その他の症状まで出やすくなってきます。
そんな症状を発症して、我が家の娘が大きく壊れ始めたのは高校に入ってからでした。

 バレーボール部員に発症が多いのも当然でしょう。
ワックスが十分に効いた体育館で毎日その空気を吸い込んでるんですから・・・・
当然免疫力は低下していますので、わずかでもウイルスや菌があれば何かしらの病気を 発症してしまいます。

 休校やイベント中止を行ったところで・・・・・・
首都圏であれば、あの満員電車がある限り、何の意味もありません。

 本気で感染防止をしたいなら・・・・・
柔軟仕上げ剤とリン酸エステル入りワックスの使用を禁止させれば、人の免疫力そのものが アップしますから、その効果の方が大きいんじゃないかと思えます。

 そもそも暖かくなってるこの季節に、何ゆえにインフルエンザが流行るのか、根本から 考え直すべき課題ではないでしょうか?

2009.5.18 記


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