写真って・・・・


 カメラを使って、眼に見えたその瞬間を画像として取り込むことなんでしょうけど、 その作品の良し悪しってのは、物理数値的な評価基準がないので、人の主観による 感性でしか判断できません。
いくら自分が良い作品だと思い込んだところで、他の多くの人の目から見てNGなら、 それは駄作でしかありませんよね。
しかしながら絵心をお持ちの方なら、十人十色とはいえ、その判断基準はそれほど大きく狂いませんし、 もちろん写真のための学校もあるくらいですから、そこで基礎とも言える構図や、 機器の使い方の手ほどきを受け、各位で学習されれば、それなりの判断力を 養うことは容易でしょう。そして、そんな方達がプロのカメラマンになったり、写真の 評論などをなされているのが実際なのでしょうね。

 自分も、好きで写真をよく撮るアマチュアですが、専門的に勉強したことは無くて、 単なる下手の横好きの自己流でございます。f(^^;) ポリポリ
もちろん機器についての知識やそれを使いこなすだけの腕も無く、すべてテキトーに 撮影してみて、下手な鉄砲も数打てば当たる・・・・デジカメってこれができるから 素晴らしい・・・・・・で、その中から自分の気に入ったものをボチボチアップしてる 程度ですけどね。(f^^) オハズカシイ・・
そんな自分ではありますが、写真を見て何か惹かれるものが在るとか、感動するものが 在るかとかは、少しは直感的にわかります、それを具体的に説明しろって言われても できませんが、右脳的な感覚優先でなんとな〜くわかるんですよね。。。
友人に、カメラの達人が何人もおり、よくブログなどでその作品をアップされてますが、 見た瞬間に、『ドキッ!』 『ハッ!』 って感じさせてくれる作品が多いのです。
たぶん、同じ機材を持っていたとしても、同じ時刻に同じ場所にいたとしても、 絶対に自分には撮れないような、秀逸な作品ばかり見せ付けてくれます。w(゜o゜)w オーッ

 そしてそんな写真の中には、高級一眼レフではなくて携帯用のコンパクト デジカメで撮った作品であったり、わざとピントをぼかして何かを意図させた作品まであって、 つくづく感性という腕だな・・・・と思わせてくれます。
もちろん、その友人達は高級な一眼レフカメラやレンズも平然と使いこなしてますが、 薀蓄ひとつ語ることなく、黙々と作品を表示することで、その技量を嫌味なく見せてくれてます。
そんな秀作ばかり観てると・・・・・、カメラって単なる道具であって、それを使った人が 撮った作品にこそ、価値があるんだな〜と思います。
カメラが良くて良い作品が撮れるなら・・・、たしかに良い高級カメラの方が撮影できる キャパシティが広がりますが・・・、最後はセンスが物を言う世界なんですよね。
カメラという道具が使えることは、何の自慢にもなりません。そんな道具を使って撮った作品に、 感動できるものがあるか、訴えるものがあるか、それがすべてのような気がします。
もしそうでないなら、単なるスナップ写真か記念写真でしかないのでしょう。


2009.6.2 記


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