GHS A137
ピックアップも無いのに、エンドピンが標準ジャック仕様になってるギターを2本持ってまして、
それがボロボロでちょっと野暮ったい形状でしたので、良いものがあれば、いつかは交換しようと思ってました。
ある日急に思い立ち、何か良いピックアップは無いかとネットで探してたところ、
表題の機種が新発売となっていましたので、USAのE店から個人輸入して装着してみました。
とりあえず12フレットのMartinに取り付けようと加工を始めましたが、古いエンドピンを外すのに
苦労してしまいました。専用の工具が無いとエンドピン本体が回せない構造になっており、
周囲のカバーが邪魔してて本体をクランプすることもならず、取り外しすらできません。
なので・・・・・やむを得ず、エンドピンを途中からカットすることに。
金ノコでキーコキーコと切断してカバーを抜いて「外せるようにして、その後にエンドピンのネジ部をクランプで
摘んで回しました。(;-_-) =3 フゥ
これで取り付け穴の貫通はしていますが、その径、ちょっと小さいみたいです。
新しいピックアップを通そうとしても通りません、ねじ込むにしても内側から行わなければならず、
十分な作業スペースが確保できない上に手も入らないので断念しました。
となると、新しいピックアップがスーっと入るように穴径を大きくしなければなりませんが、そんな都合の
良いリーマは持ち合わせておりませんし、購入する気もありません。なんとか考え出した手段が・・・、
丸ヤスリで穴径を大きくすることでした。
ほとんど感による作業でしたが、結果としては上手く行ったようです。(;´・`)> ふぅ
ピックアップマイクを持ち、サウンドホールから手を入れて、エンドブロックの穴にジャックが出る
ようにセットしたところ、ギターから出てるジャック部の寸法、イマイチ短いみたいです。
ピックアップ側では最大寸法の厚さ設定で止めナットが掛かってますが、エンドブロックが厚いのか、
かろうじてナット掛けできる程度しかジャック部分が表に出てきませんので、これではストラップが
掛けられません。(~_~;アセアセ
ソモギだと思ってストラップ掛けなしで、座って弾くだけオンリーでも良いのですが、せっかく交換するのに
それではちと妥協が多すぎるような・・・・・(>0<)
何となく不自然?
再度ピックアップを外して、今度は内側からのストッパーとなってるナットも取り外します。
この条件で締め付けてみると・・・・、まあまあ良い感じ、今度はちゃんとストラップ掛けが取り付きます。
ストッパーとなるナットはありませんが、特に問題は無いようなので、これで完成としました。f(^^;) ポリポリ
当初
修正後
早速ミキサーにつなげて音を出してみましたが、やはり基本的にはコンデンサマイク、金属的な響きや
ピックアップ特有の電気的な音もなく、自然な音色で良い感じです。
単音もストロークもバッチシですね。強いて言えば、GAINを上げようとするとハウリングを起こしやすく
なりますが、そんなときにはサウンドホールに蓋をすると改善されるようです。
まあ特に問題もなく、これで良いのでしょう。(f^^) ボリボリ
さて、もう一本、GuildのF−512にも取り付けて・・・・・↓こんな感じで仕上がりました。
2009.6.8 記
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