ビートルズ・リマスター盤
2009年の9月9日、ネット通販で予約していたビートルズのリマスターCD、
ステレオボックス、モノボックス、それぞれの輸入盤が無事に届きました。
モノボックスのそれは初回生産限定であり、輸入品といっても唯一日本国内で生産され
世界各地に配布されて、それを逆輸入の形での入手でしたが、なぜか国内販売価格より、
はるかにお安いのです。
ちょうどネットショップのセールと重なって、ステレオボックス、モノボックスの両方購入でも、
日本盤でのモノボックス定価に¥5000足した程度で購入できました。 v(^o^ )
早速、モノボックスから聴き始めましたが・・・・・・・
いや〜、エンジニアの方たち、素晴らしいお仕事をなされましたね。
ネットで検索して、あちこちに掲載されている解説を読むと、基本的にマスター音源からノイズを減らし、
元々の美人の素肌を露にしたところへ、薄化粧を施して、絶世の美女を作り出した
みたいです。マスターテープそのまんまではないのでしょうけど、音の生々しさやミックス加減、
聴けば聴くほど新発見だらけで感動ものです。ヘ(*^0^*)v
我が家においての再生でも、あまりにも生々しくて、本当に60年代のモノラル録音かと思わず
疑ってしまいます。
ジャズやクラシックであれは、秀逸な60年代のレコードは世に多くでてますが、ロックや
ポップスでは、ノリやメロディが優先されて、音質は後回しにされてしまうことも多くて・・・。
特に昔の日本製のレコード、音質面に関しては最悪でした。
ビートルズのLP、イギリスで発売された当初のモノラル盤などは最高の音質と評価されてますが、
日本でプレスされた日本盤のLPは、それらと比較すると聴くに値しないようなみすぼらしい
サウンドで仕上がってますからね。
楽曲や演奏が良いから売れたのであって、音楽用レコードとしての音質面では、返品されても仕方のない仕上がり具合です。
そんなレコードに高いお金を払って買って、傷でも無い限り文句を付けない日本人、もしかしたら
レコードそのものの音が悪いって、わかってなかったのかもしれませんよね。?
来日20周年記念のモノラルLP、全部買い集めました。
その中から『サージェント・・・・』を聴くと、なんかこもった感じがありまして・・・・。(-_^;) はぁ〜
後日、USAで購入してきて$3.99のステレオ版の『サージェント・・・・』を聴いて、
音の違いにぶっ飛びました。(」゜ロ゜)」 ナント
プロユース・シリーズとタイトルのついた、半速カッティングの『アビーロード』のLP、その昔、
偶然にも購入したものがあります。
青盤と呼ばれる後期のベスト版LP、この中の曲で『アビーロード』に収められてる何曲かを
比較視聴すると、青盤を放り投げたくなります。(>。<)/ ⌒-~ ポイ!
『ビートルズ1』のCDを入手して、その音質のよさに驚かされました。
このCDも発売にあたり、選曲した曲をデジタルリマスターして収録されてるようですが・・・・?
おそらく、元来のマスターテープは非常に音質が良いのでしょうね。
それがコピーされ、マスター盤が作られ、LPやCDになって市場に出ると、そのクオリティが
相当に劣化してるみたいです。
『最初に録音されたマスターテープの音を聴いてみたい!』そんな願いをかなえてくれたかのような
今回のリマスター盤でしょうか。
本当に一生懸命作ってくれたんですね、『納得できるものを製作していただいて、ありがとう!』と
感謝の言葉をお送りしたいです。
今回のリマスターCD、音楽ソースとしてここまで優秀な音源ならば、ミニコンポで聴いても、PCで聴いても、
CDラジカセで聴いても、従来品との違いはわかるでしょう。
ただし、そのソースの良さをどこまで味わえるかはわかりませんけどね。(゜O゜)☆\(^^;)
2009.9.14 記
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