Coffee


 コーヒーという嗜好品、凝ればキリが無いです。
一番最初は、子供の頃に、インスタント・コーヒーを飲んだことから始まったのでしょうか?
砂糖とミルクを入れてもらったけど、幼い自分には苦すぎて飲めなかったような記憶が残ってます。
中学生になった頃は、クリープと砂糖を入れて、毎日のようにネスカフェを1杯だけ飲んでいたように覚えて います。
やがて近所のスーパーの店内に、地元の喫茶卸問屋さんがコーヒー豆売り場を設けたので、 生まれて初めてコーヒー豆というものを買入、そこで挽いてもらって持ち帰って、ペーパードリップで飲んだのが、本物のコーヒーの初体験だったような気がします。
以後はサイフォンを使ってみたり、手挽きのコーヒーミルを入手してみたり、あちこちの喫茶店から コーヒー専門店まで訪ね歩いて、いろいろと楽しみながら、美味しいコーヒーを探し回ったのも 懐かしい思い出です。
やがては吉祥寺の『モカ』から、銀座の『ランブル』まで足を伸ばすようになって・・・・・。
美味しいコーヒー豆を購入して飲むようになりましたが、有名店のそれは距離的にめったに買えるものでも ないし、交通費等を考慮すると相当に高価でもあります。もちろん地元のコーヒー専門店でも、 自家焙煎の豆は扱ってはいますが、自分の好みとピッタリ一致するものでもありません。

まあ、一致するものが無いなら、自分で焙煎するしかなくて、 実家がレストランだったコネを使い、喫茶卸問屋さんから生豆をわけてもらって、 自分で焙煎を始めたのが約30年前、それ以来家で飲むコーヒーは自家焙煎豆となって しまいました。(^〜^;)ゞ イヤァ〜

 『自分の好み』の部分を別の表現に置き換えると、焙煎の深さもそのひとつと言えます。
我が家的な好みは、酸味が美味しい豆ならシティ・ロースト、苦味が映える豆ならフルシティ・ローストと、 主に2種類に分けて焼く場合が多いです、もちろん、焼き加減をあれこれと微妙に変えて、 その豆にいちばん向いてると思える焙煎度合いを探しての結論でもありますが・・・・。
場合によっては同じ豆でも、シティ・ローストとフルシティ・ローストの両方で仕上げることも あります。そしてそれをブレンドして、また別の味をかもし出すのも楽しいんですよ。(*^.^*)エヘッ
一般的なお店で供給されてるコーヒーは、比較すると、少し浅炒りが多いようです、専門店でも無い限り フルシティまでローストされたコーヒーを出すところはめったにないでしょう。
専門店の看板を上げていても浅炒りのお店が多いくらいで、個人経営の お店なら深炒り、チェーン店系列なら浅炒りという傾向がみられるようです。おそらく、大人から 子供までの万人向けとして、苦味の強い深煎りは避けてるのでしょう。
フルシティ・ローストまで炒られた豆から味わえる甘味も魅力的なんですけどね。

  生豆、以前は地元の喫茶卸問屋さんから購入してましたが、最近はインターネットの普及に ともなって、ネット通販により購入するようになりました。なにしろ、問屋さんから購入する価格より 安価で買えますし、全国区を相手してるだけあって、扱ってる豆の種類もはるかに豊富です。良い時代になりましたよね。
そんなネットショップの代表とか、著名な先人達の書を読むと、昔はもっともっと良いコーヒー豆が入荷してたそうで、最近の豆は それて比較すると非常に劣ると綴られてました。なので、今時の豆はエージングで寝かしておいても 良くはならないとか・・・・・。(-o-;)
購入する側からコスト優先で求められた結果、生産する側での対応によって、そうなってしまった らしく、今後も改善される見込みさえないそうです。ちょっと残念ですよね。(T△T) そんなぁ…
本当にグレードの高い、良い豆が手に入れられれば、自分のような素人が焙煎しても、それなりに 美味しいコーヒーが抽出できるそうで、いつかそんな良い豆を手に入れて、自分で焙煎して、ネルドリップ で淹れて、飲んでみたいと思っております。
( ^o^)□  □Dヽ(^○^)イタダキマース!


2009.9.18 記


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