手放す勇気
本当に良いものが、少しだけあれば良い。
そんな状態が理想なのですが、実際にはなかなか実現できません。
まず、『本当に良いもの』を入手すること自体が難しくて・・・・、気がついたら、
ガラクタばかりを際限なく集めてしまったりしています。
『お気に入り』の品、それの消失や不具合発生を想定してしまって、
予備やスペアーと言った不用品まで、揃えようとしてしてしまいます。
たぶんそれは、自分信頼が低いから、本当に必要なものが見つけられないから、
煩悩の赴くままに、欲望の塊になってしまってるから・・・・・・・でしょうね。
たった一人の人間が、齢50歳を超えて、もう残りの人生の方が短くなってるのに、
これからの残された時間でいったい何ができるのでしょう?
必要なのは、集めることじゃなくて使うこと!
どんなに自分にとってのお宝を沢山持っていようとも、それを使い切ったり楽しめる
時間がなければ意味がないじゃないですか、他人の視点から見ればただのガラクタって
ことも往々にしてありますし、山のように数量だけ持っていたって、死んだら持って行けないんです。
もうすでに、いろいろなものを数多く持ってることは自慢にすらならない年代でしょう。
かの五味康祐御大の名言
「名盤が100枚もあれば良い」
まさにその通りですね。
我が家にLP、CD、DVD、合わせて何枚あるかわかりませんが、繰り返して観たり聞いたりしてる
ソフトはいつも限られていて、ほとんどは1回きりでその後はお蔵入り。
多くのソフトを所有することで、その保管場所を塞いでるに過ぎません。
これから終焉に向かう人生、少しづつでも不要のものを、不要と思えるようにして処分して、
身軽になっていかなくちゃ・・・・生まれたときは丸裸だったので、それに近い状態にしないとね。
( -.-)ノ⌒-~○ ポイッ
手放す勇気を身に付けてないと、澱んで溜まってしまったゴミに埋もれてしまいます。
集めることや持ってることじゃなくて、使い切ることが大事、使い切って壊れてしまうなら、
それもまた良いのでしょう。
なんであっても寿命はありますからね。
本当に良いものが、少しだけ・・・・・、そんな生活を目指したいと思います。
できるかな??? f(^^;) ポリポリ
2009.12.14 記
< Back
|to Home|
|to Second Impact|
Next >