柔軟仕上げ剤は毒ガス!


 良い香りがするから・・・、ふわっと仕上がるから・・・・、という理由で、 柔軟仕上げ剤を多用されてる方は非常に多いかと思います。
TVやネット通販のコマーシャルでも多く取り上げられていて、あたかも その使用が良いことであるかのように思わせてくれますが、実際には非常に 有害な危険物であって毒ガスを発生させてる!・・・・・・と言い切っても 間違いではないでしょう。




売り手側である、日本石鹸工業会のHPによりますと・・・・

http://jsda.org/w/02_anzen/3kankyo_5.htm 安全・環境Q&Aより

Q4-1
柔軟仕上げ剤は肌への影響はありませんか。

柔軟仕上げ剤が肌に悪影響を与えることはありません。柔軟仕上げ剤の 成分・製品の皮膚刺激性、アレルギー性は十分研究され、安全であることが 確認されています。日本では柔軟仕上げ剤発売以来40年近くになりますが、 問題なく使用されています。

Q4-2
柔軟仕上げ剤は環境水系に影響はありませんか。

柔軟仕上げ剤に使われている成分は、生分解する事が確かめられているので、 環境水に影響を与えることはありません。





これに対して、消費者側でもある、アトピー性皮膚炎のお子様を持つ方達のHPによりますと・・・・・

http://www.atopicco.com/close/ligth.htm * 「柔軟仕上剤は必要ですか?」 * より

合成洗剤で洗濯物を洗うと、洗い上がりがゴワゴワになります。1950年代以降、 合成洗剤が普及してからはゴワゴワを防ぐため、「柔軟剤」が発売されるようになりました。

柔軟剤は陽イオン界面活性剤(以下、陽イオン)を主成分としています。これは 水の中でプラスの電気を帯びています。一方、綿などの繊維はマイナスの電気を 帯びているので、お洗濯をすると陽イオンは繊維の表面に吸着しやすく、ムラなく 表面を覆ってしまいます。

ですので、繊維の表面はちょうど油で覆われた感じになり、その結果、滑りやすくなるため、 柔らかく感じます。 これはリンスやトリートメントもまた同じ原理で、陽イオンが髪の表面に まんべんなく吸着して、残留しています。


 
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陽イオンの毒性
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陽イオンは、界面活性剤の中で一番毒性が強く、うっかり口から入ったときの 致死量がわずかに1〜3gで1〜4時間以内に死亡すると報告されているそうです。 もちろんその量を口にする事はないと思いますが、これが自然環境中に流れると 生分解を担っている微生物を死滅させることになりかねません。

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性質
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柔軟剤は水をはじく性質があるため、衣類の吸水性は非常に悪くなります。 子どもは汗をよくかきますが、下着や衣類が汗を吸い取り蒸発させなければ、 あとぴっ子でなくても、あせもや湿疹の原因になるばかりでなく、体温の調節も 上手くいかなくなります。(イメージとしては薄いレインコートを着ているような感じ) 特にあとぴっ子は皮膚のバリアが弱っている事もあり、ちょっとした刺激でも 体がかゆくなり、皮膚のかきこわしにつながります。

また、カサカサしたりかゆみがある時は、皮脂の分泌が少なかったり、皮脂膜の 下の角質層がダメージを受けています。赤くなり血がにじむような時は、さらに下の 真皮近くまで進んでいる状態です。その状態で合成界面活性剤を使えば、角質層に 付着して、もっと層を破壊し、壊れたところから有害物質が体内に入りやすくなります。 口から入るのと違い、毛細血管に侵入すると毒性物質が臓機能にも負担が強いられ 危険ですので、おすすめできません。





 このように、片や安全だ、片やアトピー性皮膚炎が悪化する!と、正反対の結論が記載されてます。


 正反対の結論が出されてるということは、どちらかに誤りがある、あるいは認識の違いや 誤解があるということですよね。
さてさて、どちらが正しいのでしょうか?・・・・・・と申すまでも無く、自分や家族を使っての 人体実験結果としては、ほぼ後者の結論が一致してきます。

 先日来客があり、その方が着てる衣類には柔軟仕上げ剤が使われていました。
ちょうど風邪の症状が治りかけたときでもありましたが、、同じ室内空間でわずか2時間弱 お話してただけで、終盤には咽が痛くなってきてしまい、 室内に設置してある空気清浄機を4台をターボ全開でフル稼働させて対応しましたが、 けっこう広い室内においてそれでも十分に刺激臭が充満してましたし、ご本人が帰路へ 着かれた後にも部屋の中にしばらくは残ってました。
以後は昼寝しようにも眠れない、自分の心臓も不整脈が出てるのがわかる・・・・, 夜になっても、なんとなくざわついてると言うか体の状態、ポックリ逝きそうな感じでもありました。
翌日には風邪症状がより悪化してしまい、なんとか出勤するも鼻水や咳が止まらない状態が 続きました。

 来客時に瞬間的に同じ室内に入った前様からは、「電車の中にいるみたいに臭い」と言われ、 同じように体調を崩してしまって、翌日も丸一日臥せっていたようです。
たった一人の方の衣類から気化して発せられた柔軟仕上げ剤成分によって、ホームにて 家族全員がノックアウトされてしまった形です。……(o_ _)o パタッ((((((o_ _)o 〜☆


 そして不思議なことに、当の本人は平気なようですが・・・・・・・・
平気でいられるのもいつまでなのか、これは個人差によるものでわかりません。
とりあえず、今は大丈夫というレベルですが、ある日突然にコップの水が溢れて 花粉症になるように、発症してしまった時にはもう重症で、手の施しようが無い! って危険性も高いのです。
一番心配なのは、小さなお子さまが二人いらっしゃること、アトピー性皮膚炎をはじめ、 情緒障害などの影響がご家族に出なければ良いのですが・・・・・
そのような症状が出てお医者様へ連れて行っても、どこに原因があるか判断できる お医者様は稀であり、対処療法で出された薬や診断結果によっては、さらに 悪化してしまう恐れが非常に高くて・・・・、そんな現代病を誘発してる一因が、柔軟仕上げ剤 なのです。
長期にわたって使用を止めてみて、あらためてその脅威を知るようになります。
普段使っていると、マスキング効果でどんどんどんどん麻痺して行き、その痛烈な 臭気でさえ感じられないようになってしまいます。
そうなると、あとは一気に重症になって倒れて、奇々怪々な症状が出るまでわかりません。 いや、診てもらう医者によっては、それさえわからない原因不明の奇病になってしまいます。


2009.12.25 記


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