配達員が・・・・・


 自宅に居ながら体を動かすことなく買い物ができて、しかも ドア・ツー・ドアで届けてくれるって、物流システムの発展に伴い、 昔とは比較にならないほど宅配便等の利用が増えて便利になって きました。
しかしながら、便利なことばかりなら良いですが、それに合わせて 予期せぬ弊害も出ては来ています。

我が家的に一番困るところ、正確には『化学物質過敏症である前様が困る』部分と なりますが、配達されて荷物を受け取るときに・・・・




 配達員が臭い!(>_<)




 これはかなり以前からですが、オーディコロンや香水を点けてる方が 多くいらっしゃいました。おそらく本人は接客商売としてのたしなみで、 良かれと思って降り掛けてるのでしょうけど、有機溶剤系や合成香料の臭い 嗅ぐと、途端に血圧が上がってしまう前様には拷問でした。
荷物を受け取った後に、そのままダウンしてしまったこともしょっちゅうでした。
そして最近、さらに悪いことに、柔軟仕上げ剤なるものが流行ってます。
特に香りが良いとの事で、P&G社のダウニーを使う方が増えてるようですが、 この製品を使った場合の臭いが強烈過ぎて、化学物質過敏症を罹患してる人にとっては、 強力な『エゴイストなる香水』を、丸ごと1本振掛けて来てるように感じるのです。
従来のオーディコロンや香水なら、軽度の化学物質過敏症罹患者にも、まだ耐えられる レベルであったのかもしれませんが、このダウニーに代表される強烈な柔軟仕上げ剤系に 至っては強烈過ぎて・・・・、まったくダメなようです。
さらに、その臭気が好評なダウニー銘柄が売れるということもあって、国産品の 柔軟仕上げ剤でも同様の臭いを真似して添加するメーカーもあったりして、限りなく大気汚染が 広がっているかのようでもあります。

 これらの柔軟仕上げ剤、衣類から気化を続けているのですが、強烈過ぎる 臭気で嗅覚が麻痺してしまってるのか、使用者自身はほとんどわからないようであり、さらに、その臭気が荷物にまで 付着してしまい、化学物質過敏症罹患者の受取人に負担を掛けてるなんて、考えも付かないようです。




 郵便、ならびに宅配便の配達業者さま。
柔軟仕上げ剤の臭気等で、体調が悪くなる化学物質過敏症の罹患者も多くいらっしゃい ます、配達にて接客対応なされる場合には、それらの使用について是非ご一考くださいませ。



2010.2.8 記


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