学校へのお手紙


 息子どん、お泊り学習から帰ってきたら合成洗剤シャンプー臭かったそうな。

 前様が気を使って、いつも使ってる石鹸シャンプーを持たせたのですが、 学校の方針による持ち込み禁止とかで使わせてもらえず、宿舎に備え付けの ものを使わせられたそうです。

 しかも、禁止してるのに持ち込んだと担任の先生に叱られて・・・・

 前様、帰宅後に話を聞いて学校にクレームの電話を入れたそうですが、事前に 申請がなかったので学校側に非はないと、けんもほろろに担任から怒られたと・・・・

 息子どんだけ特別扱いはできないとか・・・・

 転校時からあれこれ説明したり、普段からいろいろと資料を渡したりしてるのですが、 本質はちっとも理解してくれてないのですね。


 非があるとか無いとかの問題じゃないのですけどね。


 親しい友人達のように学習能力を持ちあわせてなくて・・・・・
CSに関しては、学校の先生も医者も患者も、疲れる人達ばかりです。




 とりあえず、↓お手紙を書いてみました、明日、息子どんに持っていってもらいましょう。




 ○○先生


 先日の宿泊学習の際、長男がシャンプー等を持参してお叱りを受けたとのこと 学校からの方針を遵守できなかったこと、お詫び申し上げます。
家内からも電話をさしあげ、それに対して、学校に非はないとのご主張をなされたとのこと 了解いたしました。
しかしながら、非があるとか無いとか、そのような低次元の問題ではなく思える部分も ありますので、改めての文章としてお伝えさせていただきます。

 長男が転校した時点で、学校側には診断書を含め、長男に影響を及ぼす恐れのある 化学物質を含む生活用品等についてお知らせしてきました。
そのような経過もあって、今回の宿泊先での備え付けのシャンプーやリンスでは、長男の 体調を悪化させる危険性がありましたので、あえて合成洗剤を含まないシャンプー類を 持参させたのです。
確かに事前にお知らせや認可をいただくことを忘却しておりましたが、他の子供達と 別にすることは出来ないと、一括で押し切ってしまって良い問題なのでしょうか。
幸いにも今回は支障は現れませんでしたが、合成洗剤を使用されることにより、 単なる体調不良にとどまらず、喘息の発作等さえ引き起こす危険性もあったのです。
子どもの体質や持病に関わることには、配慮して当たり前なのに、それを規則という 大義名分の下に却下で良いのでしょうか。
仮に蕎麦アレルギーを持っていたとして、今回それを事前にお知らせしてなかったので、 他の子供達と一緒に蕎麦を食べるように強要されたら、アナフェラキシーショックを 起こす危険もあったわけです。
○○先生は猫アレルギーをお持ちなのでお解りになるかと思いますが、他の人が 大丈夫だからと、猫を抱くように強要されたらどうされますか?

 たしかに長男はシャンプーを持参しましたが、別に遊びでとかおしゃれで持参した 訳ではありません。体調不良となることを回避するために持参したのです。
今後も同様に申請の漏れや忘れがあるかもしれませんが、その際にはご確認の 電話をいただくとか、温情ある人としてご配慮いただくわけにはいかないでしょうか。
親としては楽しい貴重な体験と思い出を作ってあげたいのです。

 以上、クレームではありませんがお伝えさせていただきます。

               2010年3月1日(月)
                  息子どんの父より



2010.2.28 記


< Back   |to Home|   |to Second Impact| Next >