微積分で考える


 最近、バカが増えてる感じしませんか?
あっちでもこっちでもおバカばかりで、そんな人たちのお話を真に受けて 信じ込む烏合の衆、マスコミにも踊らされるわけですよね。
どこにおバカを感じるかと申しますと、時間経過でどうなるかをまったく 考えておらず、その場しのぎの適当な言動で、諸般に対応するのを 聞いた時です。
例としては、ねずみ講などがそうですね。始めた当初の数人は確かに 儲かるのでしょうけど、集団として大きくなればなるほど、お金の回りが 悪くなり、やがては破綻します。基本的に詐欺ですから当然のことなのですが、 それでも浴にくらんだおバカさんたち、時間経過でどうなるかさえ考えず、 目先の利益だけを求めて騙されて、儲けるつもりが逆に多くを失うのです。

 政治や政策の世界でもそうですね、ただ単にお金をバラ撒けば良いってもんじゃ ありません。バラ撒いたところで何がどうなるのか、バラ撒くほうも、バラ撒かれる方も、 その後を考えなきゃいけないでしょう、元は自分達が払ってる税金ですからね。

 景気の動向などの物事の変化を微分で考えると、その事象が、その後に上向きに 向かうのか、下降線をたどるのかがわかります。それができなければ、いつもただ時勢に 流されるだけで、常に後手に回っていて、自分で稼いだお金を長いものに吸い上げられ、 文句さえ言えない一般大衆の姿となってしまいます。
黙って従ってくれるところから、お金はかき集められるんですよね。
時勢の変化を積分で考えると、何が累積されなされていくのか、何が無くなっていくのかが 見えてきます。
今の日本の将来は・・・・・?、などと大きなことは申しませんが、身の回りの危険物の 増徴度合いだけを考えても、碌なもんじゃないのは積分的思考で想像&判断がつきます。

 時の流れを、微分して、積分して、それぞれ考えるってとても大事なことなんですが、 それ以前に、このままでは破綻するってのがわからない輩が多くて・・・・ 世の中、バカが多くなってきて・・・・・・とても疲れます。(´ヘ`;)ハァ


2010.4.6 記


< Back   |to Home|   |to Second Impact| Next >