ひとむかし
井上陽水さんの『夏まつり』という曲に、「10年はひと昔・・・・」という歌詞がありますが、
我が家にパソコンが導入されてネットライフが始まり、もう10年以上が経過してました。
ネットで検索、ネットで買い物、ネットで連絡と、
今やパソコンなしでは、普段の生活に不便を感じるようになってしまった感があります。
パソコンとインターネットから、何が一番変わったってかって申しあげれば、友人関係が
ガラリと変わりましたね。
地方に生まれ、地域の幼馴染と共に育ち、近辺地区の学校に通い、卒業して就職して
結婚して子育てをしてと変化していく中で、友人達の数は限られてました。
どこかしらで直接に接近遭遇しない限り、友人関係に発展する可能性は低いもので、
学校という生活環境から卒業してしまえば、友人が増えていくことはほとんどありません。
むしろ生活圏の距離から疎遠になり、やがては縁が切れて行くばかりでした。
親しき間柄ということを考えても、高校の時代の同窓生270人のうち、今でも話が合うのは
1〜2人というレベルでしょう。趣味嗜好は異なりますし考え方も変化していきます。お互いに
成長する部分もある訳ですから、どこかでズレが生じれば以後は疎遠になっていくのでしょう。
いままでに地元や学校という媒体で知り合った数千人の方々の中で、今となっても交友があって
心を割って話が出来る方は、片手で数えらる数名程度ですからね。
話が合う人ってのは、おおよそ2000人に一人くらいの割合です。
そんな人間関係の閉塞性をぶち壊してくれたのがインターネットです。パソコンを通じて、自分の好きな
趣味嗜好に関して、メールやインターネットの掲示板で会話して、意気投合して・・・・・、全国レベルでの
友人・知人が増えました。
オフ会と称して、全国各地にて直接お会いすることもあり、初めて会っても普段のネット上のやり取りから
違和感を感じません。おかげさまで世代を超えて、地域を越えて、友人が増えたような気がします。
初めて会っての会話でも違和感がなくて、もう何年もお付き合いいただいてるような方たち、
そんな全国規模の展開が始まってから、もう10年以上が経過してます、本当に、一昔
前からのお付き合いになっているんですね。
しかし・・・、さすがに10年の期間には、知り合った方全部が親友になるわけでもなく、すれ違いやトラブルも
何度かあったりで、せっかく接近遭遇しても離れていく方はいらっしゃいます。多少の後悔は残りますが、
いろいろと学ぶことも多くて、自分のスタンスとしては、来るもの拒まず去るもの追わずで良いかと
思ってます。
教訓として、カッコつけて自分をよく見せようなどと、体裁を繕うことをしないことは大事ですね。
素のままの自分であり、欠点をさらけ出して、『こんな私でよかったら・・・・』の姿勢で
臨む事が一番良いようです。それが嫌だという方なら寄ってこないでしょうからね。
かくして、自身と我が家をさらけ出しのようなコラム、Second Impact は続くのです。
よろしかったら、また・・・・・まだ・・・・・お付き合い下さい。(^_^)v
2010.5.31 記
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